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 当HPがいつもお世話になっているHN「よおすけ」さんからの出題です。
                                        (令和5年3月30日付け)

 次は、2023年3月のカレンダーである。

  
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31   #日付をクリックすると問題を見ることが出来ます。(←map属性を設定)

 日付が答えになるように作問せよ。(→ 参考:「数学カレンダー」)































(答) 以下は、作問の一例です。

・・・○1/2+1/3+1/6の値

  実際に、1/2+1/3+1/6=(3+2+1)/6=1

    ○4020 を 41 で割った余り

  実際に、4020=40・39・・・・・22・21/(20・19・・・・・3・2・1) において、
  (分子)≡20・19・・・・・3・2・1 (mod 41) なので、4020≡1 (mod 41)

    ○ 0! の値

  実際に、=n!/(n−r)!において、n=r とすると、n!=n!/0! より、0!=1

    ○z3=1 のときの 1/(1−z)+1/(1−z2) の値

  実際に、与式=1/(1−z)+z/(z−1)= (1−z)/(1−z)=1

    ○1辺の長さが2の正方形が2つあり、下図のように、1つの正方形の頂点が他の正
    方形の中心に重なって置かれている。このときの重なっている部分の面積

    

  実際に、
    左図のように考えると、水色の部分の面

 積が等しいので、求める面積は、正方形

 の面積の四分の一に等しい。

  よって、求める面積は、

  2×2÷4=1

    ○西暦2023年(令和5年)に因んだ問題。1から2023までの整数で最も多く使われ
    ている数字

  実際に、0〜9の頻度を計算すると、

 
526 1613 631 603 602 602 602 602 602 602

  上表から、最も多く使われている数字は、1

    ○極限値 limx→0 {sin(tanx)}/(ex-1)

  実際に、sin(tanx)/(ex-1)={sin(tanx)/tanx}×{(tanx)/x}×{x/(ex-1)} と変形し、
   limx→0 {sin(tanx)}/tanx=1、limx→0 (tanx)/x=1、limx→0 x/(ex-1)=1 より、(与式)=1

  (別解) ロピタルの定理を用いて、(与式)=limx→0 cos(tanx)・{1/cos2x}/ex=1

・・・○偶数の素数

  実際に、素数 2、3、5、・・・ の中で、偶数は2のみである。

    ○連珠形 (x2+y22=2(x2−y2)の囲む面積

  実際に、計算すると、2となる。

    ○赤球2個、青球2個を円形に並べる場合の数

  実際に、赤球2個を円形に並べる方法の数は、1通り。その隙間に青球2個を入れる方
  法の数は、2通り。よって、求める場合の数は、1×2=2(通り)

    ○∫0πsin x dx の値

  実際に、与式=[−cos x ]0π=−(−1)−(−1)=2

    ○z5=1 のときの 1/(1−z)+1/(1−z2)+1/(1−z3)+1/(1−z4) の値

  実際に、
   与式=1/(1−z)+1/(1−z2)+z2/(z2−1)+z/(z−1)
    =1/(1−z)+z/(z−1)+1/(1−z2)+z2/(z2−1)
    =(1−z)/(1−z)+(1−z2)/(1−z2)=2

    ○3つの皿A、B、Cのそれぞれに石が2個、3個、4個の計9個がのっている。

    

    甲、乙の2人が交互に皿の上の石を取る。ただし、1回毎にどれか1つの皿から1個
    以上の石を取るものとする。最後に石を取った者が負けとする。
    今、甲がAの皿から石を1個取った。次に、乙が石を取るとき、必ず勝つためには、ど
    の皿から何個とればよいか。

  実際に、乙がCの皿から2個取れば、残りは、 A:1個 、B:3個 、C:2個
  次に、甲がAから1個取れば、乙は、Bから1個とれば、乙が必勝
  (甲が、2個、2個から、2個とれば、乙は1個取る。甲が、2個、2個から、1個とれば、乙
  は2個取る。)
   甲が Bから1個取れば、乙は、Aから1個とれば、乙が必勝
   甲が Bから2個取れば、乙は、Cから1個とれば、乙が必勝
   甲が Bから3個取れば、乙は、Cから2個とれば、乙が必勝
   甲が Cから1個取れば、乙は、Bから2個とれば、乙が必勝
   甲が Cから2個取れば、乙は、Bから3個とれば、乙が必勝
  以上から、乙がCの皿から2個取れば必ず勝てる。

    ○次の直角三角形の面積

   

  実際に、下図において、 (4×2÷2)÷2=2

   

   (別解) 面積=(1/2)(4cos15°)(4sin15°)=4sin30°=2

    ○男4人で2日かかり、女6人だと4日かかる仕事がある。この仕事を男2人、女3人だ
    と何日かかるか?

  実際に、男1人の1日の仕事量は、1/8、女1人の1日の仕事量は、1/24
  男3人、女3人の1日の仕事量は、3/8+3/24=1/2となる。よって、2日かかる。

    ○ある仕事を成し遂げるのに、Aは6日、Bは9日、Cは12日かかるという。その仕事を、
    AとBが力を合わせて3日間やり、残りをCに任せた。Cは何日で終わるか。

  実際に、A、Bの一日当たりの仕事量は、1/6、1/9なので、2人の一日当たりの仕事量
  は、1/6+1/9=5/18 で、3日間で、5/18×3=5/6 が終わっている。
  Cの一日当たりの仕事量は、1/12で、残り1/6を終えるのに、1/6÷1/12=2(日)か
  かる。

    ○体積が32π/3であるときの球の半径

  実際に、4πr3/3=32π/3 より、r3=8 なので、r=2

・・・○奇数の素数の最小値

  実際に、素数 2、3、5、・・・ の中で、奇数の最小値は3である。

    ○直方体OABC-DEFG の3辺の長さがOA=、OC=、OD= のときの
    △ACDの面積

  実際に、直方体の体積は。=6 なので、
  四面体O-ACD=6・(1/2)・(1/3)=1 となる。3点A、C、Dを通る平面の方程式は、
  x/+y/+z/=1 と書けるので、法線ベクトルは、(1/,1/,1/
  t(1/,1/,1/)が平面上にあるとき、(1/6+1/3+1/2)t=1 より、t=1
  よって、四面体O-ACDの高さは、√(1/6+1/3+1/2)=1 となる。
  したがって、 △ACD×1×(1/3)=1 より、 △ACD=3

  (補足) 直方体OABC-DEFG の3辺の長さがOA=a、OC=b、OD=c のとき、
    △ACDの面積=(1/2)√(a22+b22+c22
   という公式が知られている。(金沢大学(1966)で出題されたことがある。)

    ○下図の黄色い部分の面積

   

  実際に、長方形の縦の長さを x cm とおくと、 8x=12+S 、6x=7+S なので、
   2x=5 から、x=5/2 よって、求める面積は、 4×(5/2)-7=3(cm2

    ○z3=1 、z≠1 のときの (1−z)(1−z2) の値

  実際に、z2+z+1=0 なので、
   与式=(1−z)(1−z2)=1−z−z2+z3=2-(z+z2)=3

    ○△ABCの頂点A、B、Cより対辺に下ろした垂線の足をそれぞれD、E、Fとする。
    また、△ABCの内接円の半径を r とする。2/AD=1/BE+1/CF のとき、AD/r の値

  実際に、BC=a、CA=b、AB=c、(a+b+c)/2=p とおくと、
   △ABC=pr=a・AD/2=b・BE/2=c・CF/2 より、
   AD=2pr/a 、BE=2pr/b 、CF=2pr/c
   これらを、2/AD=1/BE+1/CF に代入して、a/(pr)=b/(2pr)+c/(2pr) より、
   2a=b+c  このとき、p=(3/2)a なので、 AD/r=2p/a=3

    ○1!+2!+3!+4!+5!+6!+7!+8!+9! の一の位

  実際に、 5!、6!、7!、8!、9!は、素因数2と5を必ず持つので、一の位は0である。
  よって、1!+2!+3!+4!だけを調べればよい。1!+2!+3!+4!=33 なの
  で、求める数は、3

    ○√(180+n2)が整数となる自然数nの個数

  実際に、√(180+n2)=k (kは整数) とおくと、 k2−n2=180
  よって、(k+n)(k−n)=180 で、(k+n)+(k−n)=2kは(偶数)より、
  (k+n)、(k−n)はともに偶数でなければならない。(k+n)>(k−n)に注意して、
  (k+n,k−n)=(90,2)、(30,6)、(18,10) の3通り
  よって、n=4、12、44 の3通り

・・・○楕円 x2/4+y2=1 の中心で直交する2直線と楕円との交点で作られる平行四辺
    形の面積の最小値

  実際に、こちらを参照

    ○方程式 x4−32x2+256=0の自然数解

  実際に、 (x+4)2(x−4)2=0 より、x=4

    ○無限等比級数 Σn=12-n の和

  実際に、和は、2/(1−1/2)=4

    ○6個の同じものを、奇数個ずつのいくつかの同じ袋に分ける方法の数

  実際に、(1,5)、(1,1,1,3)、(1,1,1,1,1,1)、(3,3) の4通り

    ○行きは1時間毎に10分ずつ休憩し、目的地に着くのに2時間40分かかった。帰り
    は疲れたので歩く速さを行きの70%とし、40分毎に10分ずつ休憩した。このとき、
    帰りに要した時間

  実際に、行きは2回休憩し、実際に歩いた時間は2時間20分=140分なので、帰りの
  歩いた時間は、140×10/7=200分である。ただし、200÷40=5 より休憩は4回
  以上から、帰りにかかった時間は、4×10+200=240分で、4時間かかった。

    ○x=a^3+3b、y=b^3+3a、ab=1 (a>b>0) のとき、(x+y)^(2/3)-(x-y)^(2/3) の値

  実際に、x+y=a^3+3a+3b+b^3=a^3+3a^2b+3ab^2+b^3=(a+b)^3
  x-y=a^3-3a+3b-b^3=a^3-3a^2b+3ab^2-b^3=(a-b)^3 なので、
  (x+y)^(2/3)-(x-y)^(2/3)=(a+b)^2-(a-b)^2=4ab=4

    ○平面上に異なる6本の線分を引くとき、これらの線分の端点として得られる点の中で、
    異なる点の最小限個数

  実際に、平面上に、n個の点があると、線分は、2=n(n−1)/2 (本)まで引けるので
   線分6本なら、点は最少4個となる。例えば、

   

    ○ある仕事を終えるのに、Aは6日、Bは12日かかる。2人でやると何日かかるか。

  実際に、A、Bの一日当たりの仕事量は、1/6、1/12なので、2人が一緒に働いた仕事
  量は、1/6+1/12=1/4である。よって、仕事を終えるのに、1÷1/4=4(日)かかる。

    ○大中小のバケツで水槽に水を入れる。大だと16杯、中だと24杯、小だと32杯で
    満杯になる。大1個と中3個と小2個だと、何回水を入れればよいか。

  実際に、大1個と中3個と小2個だと、1回当たりの水の量は、
  1/16+3/24+2/32=1/4 より、1÷1/4=4(回) 水を入れればよい。

    ○「14741」のように右から読んでも左から読んでも同じになる数のことを「回文数」と
    言う。26□の2乗が回文数になるときの□に入る数字

  実際に、2642=69696 から、□=4

・・・○cot2(π/7)+cot2(2π/7)+cot2(3π/7)の値

  実際に、計算すると、5になる。

    ○正多面体の種類の数

  実際に、こちらを参照

    ○平面において、5本の直線で出来る三角形の最大数

  実際に、こちらを参照

    ○実数 x に対して、√(5x2−16x+20)+√(5x2−26x+37) の最小値
    (→ 参考:「最小問題」)

  実際に、与式=√((x−4)2+(2x−2)2)+√((x−1)2+(2x−6)2) と書ける。
   これは、2定点A(4,2)、B(1,6)から直線 y=2x 上の点P(x,2x)との距離の和
   AP+BPを意味する。直線 y=2x に関して、2点A、Bは反対側にあるので、AP+BP
   が最小となる点Pは、直線 y=2x と直線ABの交点になるときである。
   したがって、AP+BPの最小値は、AB=√(32+42)=5 となる。

    ○円周上の6個の点を互いに交差しない弦で結ぶ方法の数

  実際に、次の5通り (→ 参考:「カタラン数」)

 
 

    ○C=90°の直角2等辺三角形ABCの3頂点A、B、Cが下図のように、互いの距離
    が6と2の3本の平行線上にある。Cを通る平行線と斜辺ABの交点をDとおく。

   

   このときの線分CDの長さ

  実際に、下図のように、直角三角形ABCに外接する長方形GBFEを考える。

  

   △BFC≡△CEA なので、 AG=4 である。よって、 HD:4=2:8 より、
   HD=1 なので、 CD=6−1=5

    ○(5p−1)/(p5−1) が整数となる素数pの値

  実際に、p=2、3 のときは実際に試すと割り切れないが、p=5 のときは実際に試すと割り
  切れるので、p=5 は解の1つである。
  p≧7 に条件を満たす素数が存在しないことを背理法を用いて示す。
  7以上のある素数 p が条件を満たしたと仮定する。このとき、 p-1 は偶数で、また、
  52 ≡ 1 (mod 8) であることから、5p-1 ≡ 1 (mod8) なので、 5p-1 ≡ 4 (mod 8)
  つまり、5p-1 は 8 の倍数ではない。――[A]
  一方で、p-1 ≧ 6 > 1 なので、p-1 を割り切るある素数 q が存在する。
  p5-1 は p-1 で割り切れるので、q は p5-1 も割り切る。さらに、5p-1 が p5-1 で割り切
  れるということは、q は 5p-1 も割り切る。よって、5p ≡ 1 (mod q) である。
  また、5p ≡ 0 (mod 5) であることから q≠5 としてよく、フェルマーの小定理より、
  5q-1 ≡ 1 (mod q) である。ここで、0<q-1<q<p-1<p より、q-1 は p と互いに素である
  ので、拡張ユークリッドの互除法より、a(q-1) - bp = 1 となる自然数 a、b が存在する。
  これらを用いると、q を法として、
  1 ≡ 1a ≡ {5q-1}a ≡ 5a(q-1) ≡ 5bp+1 ≡ (5p)b×5 ≡ 1b×5 ≡ 5
  よって、4≡0 (mod q) であるので、q=2 つまり、p-1 は素因数として 2 しか持たない数で
  あり、p-1 ≧ 6 であることからその指数は3以上である。
  すなわち、p-1 は 8 の倍数であり、その倍数である p5-1 や、さらにその倍数である 5p-1
  も 8 の倍数である。
  しかし、これは [A] に矛盾する。したがって p≧7 に条件を満たす p は存在しない。
  以上より、条件を満たす素数は p=5 のみである。(→ 参考:「数学コンテスト」)

    ○x/(x+y)+y/(x−y)=5/3、xy=−2 (x、y は実数)のとき、x2+y2 の値

  実際に、第1式の両辺に1を加えて、 x/(x+y)+x/(x−y)=8/3 の左辺の分子分母に
  yをかけて、−2/(−2+y2)−2/(−2−y2)=8/3 この両辺を2で割って、
  1/(2−y2)+1/(2+y2)=4/3 左辺を通分して足すと、 4/(4−y4)=4/3
  よって、y4=1 から、y=±1 なので、(x,y)=±(−2,1) したがって、x2+y2=5

    ○太郎が15日かかる仕事を次郎は9日でできる。太郎が一人で何日か働いた後、次
     郎が後を引き継いで働いたら11日かかった。太郎が働いた日数

  実際に、仕事全体の量を15と9の最小公倍数の45と考えると、太郎は1日で3の量、次
  郎は1日で5の量をする。次郎が後を引き継いで働いたら11日かかったので、その仕事
  量は、5×11=55で、仕事量の55−45=10は、次郎の働きなので、実際に太郎が働
  いたのは、10÷(5−3)=5(日間) 働いたことになる。

  (別解) 面積図を用いれば、

  

  (別解) 方程式を用いれば、x・(1/15)+(11−x)・(1/9)=1 より、x=5

・・・○星芒形 x^(2/3)+y^(2/3)=1 の周の長さ

  実際に、計算すると、6になる。

    ○楕円 x2/4+y2/2=1 の中心で直交する2直線と楕円との交点で作られる平行四
    辺形の面積の最大値

  実際に、こちらを参照

    ○4^(2/3)÷24^(1/3)×18^(2/3)の値

  実際に、与式=2^(4/3)÷(2×3^(1/3)×2^(2/3)×3^(4/3)=2×3=6

    ○f(x)=x2−2 のとき、f(f(f(x)))=x の実数解で、f(x)=x の解ではないものの個数

  実際に、y=f(f(f(x)))のグラフを書けば、求める個数は6個である。
  (→ 参考:「掲示板の話題」)

  

    ○半径3cmの球の中心をOとし、Oを頂点とする直円錐が交わっている。このときの
    交わっている部分の体積

   

  実際に、球の表面積は、4π・32=36π で、球の体積は、4π・33/3=36πなので、
  求める体積は、36π×(6/36π)=6(cm3

  (別解) (底面積)×(高さ)÷3=6×3/3=6(cm3

    ○ある仕事を終えるのに、Aは6日、Bは12日かかる。最初2人で3日間した後、Bが
    残りを一人でするとき、仕事は全部で何日かかるか。

  実際に、A、Bの一日当たりの仕事量は、1/6、1/12なので、2人でやった仕事量は、
  (1/6+1/12)×3=3/4 なので、残り 1−3/4=1/4 をBがやる場合、
  1/4÷1/12=3 より、仕事を終えるのに、 3+3=6(日)かかる。

    ○座標平面上を運動する点Pの、出発してから t 秒後の速度ベクトル
     = ( -πcos2(πt/3)×sin(πt/3) ,πsin2(πt/3)×cos(πt/3) ) のとき、Pは、ある
    曲線上を運動する。出発してから6秒間にPが通過する道のり

  実際に、P(x,y)について、dx/dt=-πcos2(πt/3)×sin(πt/3)より、x=cos3(πt/3)+C
  同様にして、dy/dt=πsin2(πt/3)×cos(πt/3) より、y=sin3(πt/3)+D
  (C、Dは任意定数) t=0 のとき、点Pが点(1,0)にあるとして、x=cos3(πt/3)、
  y=sin3(πt/3) よって、点Pは、アステロイド x2/3+y2/3=1上を動く。出発してから
  6秒間にPが通過する道のりは、「星芒形」の公式により、6 となる。

・・・○平面において、6本の直線で出来る三角形の最大数

  実際に、こちらを参照

    ○3本の直線で分割される平面の最大数

  実際に、
        

    ○xyz空間のある平面L上に多角形Kがある。このKをxy平面に正射影すると面積は
    2、yz平面に正射影すると面積は3、zx平面に正射影すると面積は6になるという。
    このときのKの面積

  実際に、Kの面積をSとし、Lの大きさ1の法線ベクトルを(a,b,c)とすると、Lとxy平面
   のなす角θは、(a,b,c)と(0,0,1)のなす角に等しいので、 cosθ=c
   よって、Scosθ=2 即ち、 Sc=2 となる。同様にして、Sa=3、Sb=6 である。
   したがって、S2(a2+b2+c2)=9+36+4=49で、a2+b2+c2=1 より、S=7

    ○正八面体の8面の内、4面を赤、他の4面を青で塗り分ける方法の数

  実際に、塗り分ける方法の数は全部で、7通りある。(→ 参考:「塗り分けの方法」)

  (図示による確認)

   

    ○曲線 y=(2x/3)3/2 (0≦x≦9/2) の長さ

  実際に、y’=(2x/3)1/2 より、1+y’2=1+2x/3 なので、求める曲線の長さは、
   ∫09/2 √(1+2x/3)dx=(3/2)∫03 √(1+t)dt=[(1+t)3/203=43/2−1=7

・・・○楕円 x2/6+y2/2=1 の中心で直交する2直線と楕円との交点で作られる平行四
    辺形の面積の最大値

  実際に、こちらを参照

    ○半径1の円が直線上を滑らずに1回転するとき、円周上の点が描く弧の長さ

  実際に、こちらを参照

    ○nを自然数とする。複素数 z が単位円 |z|=1 を一周するとき、
    f(z)=z−(1/(n+1))z^(n+1) が描く曲線の長さ

  実際に、2∫0 |sin(nθ/2)|dθ で、
  sin(nθ/2) は、[0,2π/n] での波形を [0,2π] で上下にn回繰り返すから、
  2n・∫02π/n sin(nx/2)dθ=2n・(2/n)[−cos(nθ/2)]02π/n=8

  (別解) |z|=1 より、z=cosθ+i・sinθ (0≦θ≦2π) とおける。このとき、
   f(z)=x+i・y とおくと、x=cosθ−(1/(n+1))cos(n+1)θ、
   y=sinθ−(1/(n+1))sin(n+1)θ なので、
    xθ=−sinθ+sin(n+1)θ=2cos((n+2)/2)θsin(n/2)θ
   yθ=cosθ−cos(n+1)θ=2sin((n+2)/2)θsin(n/2)θ
   よって、曲線の長さLは、
   L=∫0 √(xθ2+yθ2)dθ=2 ∫0|sin(n/2)θ|dθ
   ここで、(n/2)θ=t とおくと、dθ=(2/n)dt で、
   L=(4/n)∫0nπ |sin t|dt=(4/n)・n∫0π sin t dt=4[−cos t ]0π=8

    ○タコとイカがあわせて10匹いる。足の数を数えると全部で84本であった。このときの
    タコの数
    (注)タコの足は8本、イカの足は10本

  実際に、イカの足のうち2本を「手」と呼ぶことにすると、足は8本で、タコと同じになり、合
   わせて10匹なので、足は全部で、8×10=80本。よって、84本のうち「手」が84-80=4本な
   ので、イカは、4÷2=2匹、タコは、10-2=8匹。

   (別解)イカば、x 匹、タコは、y 匹とすると、x+y=10、10x+8y=84 より、2x=4
    なので、x=2 から、イカは2匹、タコは8匹。

    ○数列 10 ,21 ,□ ,19 ,6 ,17 ,4 において、空所□に入る数

  実際に、数列の各項は時計(24時間)で、11時間後の時刻になっているので、□=8

   (別解) 奇数番の項を抜き出すと、10 ,□ ,6 ,4 なので、交差−2の等差数列か
    ら、□=8

    ○ある仕事を完成させるのに、甲一人だと12日、乙一人だと6日かかる。最初、この
    仕事を甲と乙の2人で始めたが、途中で乙が怪我をして何日間か仕事を休んだ。そ
    の間、仕事は甲一人で行ったが、乙の怪我が直り、また甲乙共に仕事にとりかかった
    ところ、10日で終わった。このとき、乙が仕事を休んだ日数

  実際に、甲の1日当たりの仕事量は、1/12 で、乙の1日当たりの仕事量は、1/6
   甲が10日、乙が y 日仕事をしたとすると、(1/12)×10+(1/6)y=1
   よって、5+y=6 より、y=1 なので、乙が仕事を休んだのは、9日間
   しかるに、問題文から乙は最初と最後は仕事をしていることになっていますので、初日
   の作業中に怪我をして最終日の途中で復帰し、合計1日分の作業をしたと考えられる。
   従って、初日は早退、最終日は遅刻でいずれも「休み」ではないので、休んだのは、8日
   間。

  (別解)甲乙の1日当たりの仕事量は、それぞれ1/12と1/6で、ある仕事を完成させる
   のに要した日数は10日。甲が10日働くと、全体の10/12=5/6 が終了しているの
   で、残りの1/6は乙の仕事となる。その日数は、1/6÷1/6=1(日) なので、乙は
  、10−1=9(日)仕事を休んだことになる。
   しかるに、問題文から乙は最初と最後は仕事をしていることになっていますので、初日
   の作業中に怪我をして最終日の途中で復帰し、合計1日分の作業をしたと考えられる。
   従って、初日は早退、最終日は遅刻でいずれも「休み」ではないので、休んだのは、8日
   間。

  (別解)12と6の最小公倍数が12…これを仕事の総量とします。甲は1日に1の仕事をこな
   します(全部終えるには12日)。乙は1日に2の仕事をこなします(全部終えるには6日)。
   甲が作業をしているところに乙が1日加勢すると、仕事量2だけはかどりますから、終え
   るまでの日が2日短縮されます。
   さて、問題文から、甲だけだと12日かかるのが、乙が加わったら10日になったということ
   は、2日分短縮されたことになりますから、乙が加勢したのは1日だけということです。
   つまり、9日間は乙が参加していない、と。
   しかるに、問題文から乙は最初と最後は仕事をしていることになっていますので、初日
   の作業中に怪我をして最終日の途中で復帰し、合計1日分の作業をしたと考えられる。
   従って、初日は早退、最終日は遅刻でいずれも「休み」ではないので、休んだのは、8日
   間。

    ○四角形ABCDにおいて、AB=6、CD=2 で、AD=BC とする。また、∠A=50°、
    ∠B=40°のときの四角形ABCDの面積

  

  実際に、下図から明らかに、四角形ABCDの面積=(36−4)÷4=8

   

    ○正の整数が書かれたカードが何枚かあり、全てのカードの和は11であるとする。1以
    上11以下の任意の整数kに対し、書かれた数の和がkになるように何枚かを選び出す
    ことができるという。また、その選び方は、同じ数の書かれたカードを区別しないものと
    するとただ1通りである。このようなカードの組合せの数

  実際に、(6,3,1,1)、(6,2,2,1)、(6,1,1,1,1,1)、(4,4,1,1,1)、(3,3,3,1,1)、(2,2,2,2,2,1)、(1が11個)、
   (4,4,2,1) で、全部で8通り

    ○一枚で、花粉の70%を除去できるフィルターがある。この花粉を99.99%除去するの
    に必要なフィルターの枚数。ただし、log103=0.4771とする。

  実際に、フィルターを x 枚用意して花粉が99.99%除去できるとき、(0.3)≦(0.1)4
  両辺の10を底とする対数をとると、x・log100.3≦−4 より、x≧4/0.5229=7.6・・・
  したがって、フィルターを最低8枚用意すれば、花粉を99.99%除去できる。

    ○√(18n)と√(6n+1)がともに整数となるような自然数nの最小値

  実際に、√(18n)=3√(2n) において、n=2k2 (kは自然数)とおける。このとき、
  √(6n+1)=√(12k2+1) k=1、2、・・・ を代入して初めて整数になるのは、k=2
  のとき。よって、n=8

・・・○六角形の対角線の本数

  実際に、 6×3÷2=9

    ○辺の長さと面積が自然数である台形の面積の最小値
    (二組の辺が平行である図形は含まない)

  実際に、こちらを参照

    ○(+1)3/(−1)の値

  実際に、(+1)3=(+1)2+1)
       =3(−1)(+1)
       =3(−1)(+1)(+1)
       =9(−1)  より、与式=9

    ○∫-332/(1+ex) dx の値

  実際に、∫-332/(1+ex) dx +∫-332ex/(1+ex) dx=∫-332 dx =18
   ここで、x=−t とおいて、∫-332ex/(1+ex) dx=∫-332/(1+ex) dx が示さ
   れるので、 ∫-332/(1+ex) dx=9 が分かる。
   # x2/(1+ex) の不定積分は多重対数関数を用いて表されるが、定積分の計算は
    容易であるところが面白い。

    ○陸上記録会で、Aさん、Bさん、Cさんの3人が、5000mの徒競走をした。
    1周400mのトラックで、Aさんは毎秒8m、Bさんは毎秒6m、Cさんは毎秒4mで
    走った。Aさんがゴールするまでに、Aさんが、BさんとCさんを追い抜く回数

  実際に、Aさんがゴールするまでに要する時間は、5000/8=625(秒)
  AさんはBさんを、400/(8−6)=200(秒)毎に追い抜くので、625秒間にAさんはB
  さんを3回追い抜く。同様にして、AさんはCさんを、400/(8−4)=100(秒)毎に追い
  抜くので、625秒間にAさんはCさんを6回追い抜く。よって、Aさんは、BさんとCさんを合
  計9回追い抜く。

    ○すべての辺が自然数で面積も自然数である最小の台形の面積。ただし、二組の辺
    が平行である図形は含まない。

  実際に、下図の台形の面積は、9

  

  (面積が最小であることの証明)
  (上底+下底)×高さ÷2 が整数になるので、高さは有理数です。よって、台形を平行四辺
  形と三角形に分割すると、それぞれ辺は全て整数で面積は有理数になる。
  三角形側の面積が有理数ということは、ヘロンの公式より、周長が偶数なら、それは整
  数、周長が奇数なら、「奇数/4」のはずだが、後者がありえないことは簡単に示される。
  (4S)2=(a2+b2+c2)2-2(a4+b4+c4) において、a、b、c のうち1つまたは3つが奇数だと、4
  で割った時の余りが左辺は1で右辺は3になるため。
  つまり、三角形側は面積が整数、つまり、これはヘロン三角形で、この時点で、面積が 9
  以下のものは、(3,4,5) のものしかない。
  これに、面積が整数の平行四辺形をくっつける。5を底辺に用いると高さが12/5なせいで、
  幅5、面積12の平行四辺形をくっつけるはめになる。
  ということで、次点の4を底辺に用いて、幅1、面積 3 の平行四辺形をくっつけた面積 9 の
  ものが最小となる。(→ 参考:「台形の面積」)

    ○ある仕事を成し遂げるのに、Aは6日、Bは9日、Cは12日かかるという。その仕事
    を、A、B、Cの順で、それぞれ何日間かずつ一人で担当し成し遂げた。ただし、仕事
    をした日数の比は、A:B:C=1:3:2 であるという。果たして、仕事は何日間で終わ
    るのか?

  実際に、Aが1日、Bが3日、Cが2日仕事をすると、
   1/6×1+1/9×3+1/12×2=2/3
  すなわち、6日間で2/3仕事が終わるので、仕事が終わるのに、9日間かかる。

10・・・○3、4、7、8 と+、−、×、÷、( 、) を用いて、10を作る

   実際に、(3−7÷4)×8=10

     ○1、1、5、8 と+、−、×、÷、( 、) を用いて、10を作る

   実際に、8÷(1−1÷5)=10

     ○2、3、3、6 と+、−、×、÷、( 、) を用いて、10を作る

   実際に、6÷3×(3+2)=10

     ○1、3、3、7 と+、−、×、÷、( 、) を用いて、10を表せ。

   実際に、3×(1+7÷3)=10

     ○1、1、9、9 と+、−、×、÷、( 、) を用いて、10を作る

   実際に、9×(1+1÷9)=10

    ○立方体を2色で塗り分ける方法の数

   実際に、塗り分ける方法の数は全部で、10通りある。(→ 参考:「塗り分けの方法」)

  (図示による確認) 2色を、赤と青とする。

  

    ○底面積が異なる2つの水槽A、Bがある。Aには深さ15cmまで、Bには深さ9cmま
     で水が入っている。今、水槽Aの水をすべてBに入れたら深さが3cm増え、12cmと
     なった。その後、今度はBの水をAにゆっくり注ぎ、AとBの深さが同じになるようにし
     た。このときの深さ

   実際に、A、Bの底面積の比は、3:15=1:5 である。このとき、Bの水を深さ1(cm)
    分をAに移すとAの深さはその5倍の5(cm)分増える。よって、Bの深さ12(cm)から
    2(cm)減らしてAに水を移せば、Aの深さは10(cm)となりAとBの深さは同じになる。

   (別解) A、Bの底面積の比は、3:15=1:5 である。また、AとBに入っていた水の総
    量は、Bの底面積の12倍なので、求める深さは、
     {(Bの底面積)×12}÷{(Bの底面積)×(1+1/5)}=10(cm)

    ○1000円札、2000円札、5000円札の3種類の紙幣を使って合計金額を10000円
    にする方法の数。ただし、使わない種類の紙幣があっても良いものとする。

   実際に、5000円札を2枚使う場合は1通り。5000円札を1枚使う場合は、2000円札
   を2枚、1枚、0枚使う場合があるので3通り。5000円札を使わない場合、2000円札
   を5枚、4枚、3枚、2枚、1枚、0枚使う場合の5通り。よって、全部で、10通り。

    ○一辺が10cmの正七角形の2つの対角線の長さをそれぞれ x cm、y cm とすると
     きの xy/(x+y) の値

   実際に、「正七角形のある性質」より、1/a=1/x+1/y=(x+y)/xy なので、
    xy/(x+y)=a=10

    ○数列 60,30,20,15,12,(  ) において、空所(  )に適する数

   実際に、60/60,60/30,60/20,60/15,60/12,60/(  ) と考えれば、
    60/(  )=6 なので、(  )=10

   (別解)順に前の数の 1/2倍、2/3倍、3/4倍、4/5倍と並んでいるので、
    最後の項は、12×5/6=10

    ○2015^80 を15で割った余り

   実際に、2015≡0 (mod 5) だから、201580を5で割った余りは、0
   2015≡2 (mod 3) だから、201580を3で割った余りは、(2240≡1 (mod 3)
   よって、201580を15で割った余りを r とすると、r≡0 (mod 5) から、r=0、5、10
   このうち、r≡1 (mod 3) を満たすものは、10で、これが答えになる。

   (別解)2015≡5 (mod 15) 、53≡5 (mod 15) 、55≡5 (mod 15) なので、
    201580≡580≡(5516≡516≡(535・5≡55・5≡5・5≡25≡10 (mod 15)

    ○ある仕事をするのに、Aが一人ですると30日かかり、Bが一人ですると、20日かか
    る。A、B、Cの3人ですると、6日かかり、A、B、Dの3人ですると、10日かかる。
    この仕事を、C、Dの2人がすると何日かかるか?

   実際に、全体の仕事量を1とし、それぞれの1日の仕事量は、
   A:1/30 、B:1/20 、A+B+C:1/6 より、C:1/6−1/30−1/20=5/60
   また、A+B+D:1/10 より、 D:1/10−1/30−1/20=1/60
   よって、C+Dの1日の仕事量は、5/60+1/60=1/10 より、10日かかる。

    ○ある仕事を1時間で終えるのに、大人だけだと4人、子供だけだと8人必要である。
    大人3人と子供何人かでやるとき、30分で仕事を終えるには子供は何人必要か?

   実際に、大人1人の1時間当たりの仕事量は、1/4なので、30分当たりの仕事量は1/8
   同様に、子供1人の1時間当たりの仕事量は、1/8なので、30分当たりの仕事量は1/16
   大人3人だと3/8だけ終えるので、残り5/8を子供だけで行う。
   よって、 5/8÷1/16=10 より、子供は10人必要。

    ○下図の図形に含まれる三角形の個数

    

   実際に、数えてみると、10個ある。

11・・・○原点と点(2,6,9)との距離

   実際に、√(22+62+92)=√(121)=11

     ○平面において、7本の直線で出来る三角形の最大数

   実際に、こちらを参照

     ○A〜I は、1〜9 の数で全て異なる。A+B=C、B+D=E、E×F=C、D×D=G
      のときの H+I の値

   実際に、D×D=G から、(D,G)=(2,4)、(3,9) であるが、(D,G)=(2,4) と
   すると、E×F=C を満たすC、E、Fは存在しないので、(D,G)=(3,9) このとき、
   E×F=C から、(E,F,C)=(4,2,8) で、B=1、A=7 と定まる。
   よって、H+I =5+6=11

12・・・○6×6の格子点において、どの3点も1直線上にないように12点をとる。

   実際に、一つの例として、

    

     ○正四角錐を2色で塗り分ける方法の数

   実際に、塗り分ける方法の数は全部で、12通りある。(→ 参考:「塗り分けの方法」)

  (図示による確認) 2色を、赤と青とする。

 

     ○201426 と 262014 の各下一桁の和

   実際に、一の位が6の数を何回掛けても一の位は6となる。(→参考:「巨大数を作る」)
   よって、201426=(4056196)13 の一の位は、6。262014 の一の位も、6なので、
   和は、12 となる。

     ○ある仕事をするのに a が一人でやると24日かかり、b が一人でやると40日かか
     る。この仕事を a、b が一緒にやり始めたが途中で a が8日間休んだ。その間は b
     が一人でやった。このとき、a、b が一緒に働いた日数

   実際に、1日あたりの a の仕事量は、1/24で、b の仕事量は、1/40 なので、a、b が
   一緒の1日あたりの仕事量は、1/24+1/40=1/15である。a が休んだ8日間の b の
   仕事量は、8×1/40=1/5 なので、a、b が一緒に働いた仕事量は、1−1/5=4/5
   よって、a、bが一緒に働いた日数は、4/5÷(1/15)=12(日間)

     ○6人で30日かかる仕事がある。この仕事を最初は9人でやり、その後、残りを12
     人で6日間働いたら終わった。最初の9人で働いた日数を求めよ。

   実際に、仕事量は全部で、6×30=180 このうち、9人で x 日間仕事をしたとすると、
   題意より、 180−9x=12×6 なので、 9x=180−72=108 より、 x=12
   よって、最初の9人で働いた日数は、12日

     ○ある仕事を終えるのに、Aだけだと12日、Bだけだと8日、A、B、Cの3人だと4日、
     A、B、Dの3人だと4日かかるという。C、Dでやると何日かかるか。

   実際に、Aの1日当たりの仕事量は、1/12、Bの1日当たりの仕事量は、1/8 なの
   で、C、Dの1日当たりの仕事量をそれぞれ、c、d とおくと、題意より、
   1/12+1/8+c=1/4 から、c=1/24 、1/12+1/8+d=1/4 から、d=1/24
   よって、C、Dの1日当たりの仕事量は、1/24+1/24=1/12 となるので、
   1÷1/12=12 より、12日で終わる。

13・・・○270+370は13の倍数

   実際に、26≡−1 (mod 13) より、270=(2611・24≡−3 (mod 13)

    33≡1 (mod 13) より、370=(3323・3≡3 (mod 13)

   よって、 270+370≡0 (mod 13) より、270+370は13の倍数である。

     ○一辺が12の正方形ABCDの辺BC上に点Pをとり、∠PADの2等分線が辺CDと交
      わる点をEとする。CE=4 であるときの線分APの長さ

   

   実際に、∠DAE=θとすると、tanθ= 2/3 より、tan(2θ) = 2(2/3)/(1-(2/3)^2) = 12/5
    BP = p として、12/p = tan(2θ) = 12/ 5 より、p = 5 なので、AP2 = 122+52 = 132
    よって、AP = 13

     ○正の整数が書かれたカードが何枚かあり、全てのカードの和は、2014であるとす
      る。1以上2014以下の任意の整数kに対し、書かれた数の和がkになるように何枚
      かを選び出すことができるという。また、その選び方は、同じ数の書かれたカード
      を区別しないものとするとただ1通りである。このようなカードの組合せの数

   実際に、(403が4個、31が12個、1が30個)、(403が4個、13が30個、1が12個)、
   (403が4個、1が402個)、(155が12個、31が4個、1が30個)、(155が12個、5が30個、1が4個)、
   (155が12個、1が154個)、(65が30個、13が4個、1が12個)、(65が30個、5が12個、1が4個)、
   (65が30個、1が64個)、(31が64個、1が30個)、(13が154個、1が12個)、(5が402個、1が4個)、
   (1が2014個) の13通り

     ○下図の四角形ABCDにおいて、線分ABの長さ

  

   実際に、下図のように補助線を引いて、正三角形ABEを作る。
   (→ 参考:「辺と角の美しい関係U」)

 

   このとき、AB=x とおけば、 ED=x−5 、EC=x−8 なので、余弦定理より、
   72=(x−5)2+(x−8)2−2・(x−5)(x−8)cos60°なので、x=13

   (別解)(5^2+8^2-7^2)/(2*5*8)=1/2 という計算から、3辺が 5、7、8 の三角形の 5 と 8
   の辺で挟まれる角の角度は60°とわかる。(既知とすれば計算不要)
   図の形は、3辺が 5、7、8 の三角形の 5 の辺と 8 の辺の外側に、それぞれ正三角形
   をくっつけた形なので、AB=5+8=13。

14・・・○7分用と3分用の砂時計を用いて、ちょうど14分をはかることが出来る。

   実際に、こちらを参照

     ○七角形の対角線の本数

   実際に、 7×4÷2=14

     ○下図の斜線部分の面積

     

   実際に、対角線ACを引いて2つに分割し、2×5÷2+3×6÷2=14

     ○ x−1/x=2 であるときの x3−1/x3 の値

   実際に、x3−1/x3=(x−1/x)3+3(x−1/x)=8+6=14

     ○4つの自然数 x、y、z、w (x≧y≧z)があり、積 xyz は、72で、和 x+y+z は、
      w である。この2つの関係式から、x、y、z、w の値を求める場合、wのある値につ
      いて、x、y、zの値の組合せが2通り出来る場合がある。そのときのwの値

   実際に、72=23×32 なので、考えられる場合は次の6通り。
   2×3+2×3+2=14、2×32+2+2=22、22×3+2+3=17、
   22+2×3+3=13、22+2+32=15、23+3+3=14
   よって、題意より、求める数は、w=14

     ○6人で28日かかる仕事がある。この仕事を最初は8人で10日間やり、残りを
      4日間で終えるには、人数を何人増やせばよいか。

   実際に、仕事量は全部で、6×28=168 このうち、10日間で、8×10=80 が終
   わっているので、残り168−80=88 である。これを4日間で終わらせるには、
   88÷4=22(人)必要である。よって、人数を、22−8=14(人) 増やせばよい。

15・・・○平面において、8本の直線で出来る三角形の最大数

   実際に、こちらを参照

     ○下図のように、地面に柱が2本立っていて、そのうちの左側の柱には、1から5ま
      での番号のつけられた円板が、上から番号順に積まれている。

  円盤の移動  いま、1回の操作で、上から、1枚または2枚の
円板を、他の柱へ移動させる。ただし、2枚のと
きは、上下の順番は、そのままとする。

 何回か操作をして、右側の柱に、円板が、上か
ら順番に1から5まで並ぶようにしたい。

 このときの操作回数の最小値

   実際に、初期状態(12345, )、完成形( ,12345) として

   (12345, )→(345,12)→(5,3412)→( ,53412)→(53,412)→(4153,2)→(24153, )→(153,24)
   →(3,1524)→( ,31524)→(31,524)→(5231,4)→(45231, )→(231,45)→(1,2345)→( ,12345)

   (→ 参考:「円板の移動」)

     ○生徒数がN人の学校では、生徒が5つのグループA、B、C、D、Eに分かれ、重複
     するものはいないしグループの人数もすべて異なるという。各グループについて次の
     ことが判明した。
      Aの人数は、全体の5分の1より3人少ない。
      Bの人数は、Aの人数の半分より4人多い。
      Cの人数は、Aの人数より多い。
      Dの人数は、Cの人数の2倍である。
      Eの人数は、BとCの人数の平均である。
     これらの情報を整理するとき、グループBの人数
     (参考:筑波大学附属駒場高校数学科学研究会編 「Cafe Bollweck No.Z」)

   実際に、条件より、A=N/5−3、B=A/2+4、C>A、D=2C、E=(B+C)/2
   Nは5の倍数なので、N=5N’とおける。このとき、
   A=N’−3、B=N’/2+5/2、C>A、D=2C、E=N’/4+C/2+5/4
   N=A+B+C+D+E なので、
   5N’=(N’−3)+(N’/2+5/2)+C+2C+(N’/4+C/2+5/4)
   よって、13N’/4=7C/2+3/4 より、13N’=14C+3
   ここで、13×(−3)=14×(−3)+3 なので、13(N’+3)=14(C+3)
   13と14は互いに素なので、N’+3=14T (Tは自然数) とおける。
   このとき、C+3=13T となるので、N’=14T−3 で、
   A=14T−6 、B=7T+1 、C=13T−3 、D=26T−6 、E=10T−1
   C>A より、13T−3>14T−6 なので、1≦T<3 Tは自然数なので、T=1、2
   T=1 のとき、A=B=8 となり、条件に反する。
   T=2 のとき、条件に適し、B=15 となる。

16・・・○7x≡2 (mod 22)を満たす最小の自然数解

   実際に、 22x≡0 (mod 22) 、21x≡6 (mod 22) より、 x≡−6 (mod 22)

   よって、x≡16 (mod 22) から、最小の自然数解は、16

     ○2次方程式 x2−4x+k=0 の虚数解の3乗が実数となるような実数 k の値

   実際に、判別式 D/4=4−k<0 より、 k>4
   虚数解を x とすると、x3=x(4x−k)=4(4x−k)−kx=(16−k)x−4k となり、
   これが実数であるためには、 16−k=0 より、 k=16

     ○周囲の長さが16であるような長方形の面積の最大値

   実際に、縦 x、横 y とすると、 2x+2y=16 から、x+y=8
    このとき、長方形の面積=xy=x(8−x)=−(x−4)2+16
    0<x<8 において、x=4 のとき最大で、最大値 16

     ○(1+i)8 の値

   実際に、(1+i)2=2i より、(1+i)8=(2i)4=16

     ○242名の生徒がすべて4人以下の仲良しグループに分かれているものとする。
     これらのグループを崩さずに、17人まで収容できる部屋のいくつかに割り振りたい。
     グループ同士の関係は考えないものとするとき、用意すべき部屋数の最小値

   実際に、グループがすべて単独の1人だと、242÷17=14・・・4 から、15部屋必要。
   実は、「各部屋には必ず15人以上収容できる」ということが次のようにして示される。
   ある部屋で14人以下と仮定する。グループの人数が2人以上について、14人の構
   成を考えると、4442  4433  33332  332222  2222222 といろいろな
   パターンがある。
   各グループの人数が多い順に部屋に収容していくものとする。ある部屋で、14人まで
   しか収容できないとすると、残り枠3人なので、次に入るべきグループの人数は、4人の
   はず。ところが、これは、上記の14人のパターンで、人数の多い順に部屋に入れてい
   ることに矛盾する。よって、各部屋には必ず15人以上収容できることが分かる。
   したがって、15の部屋に15人以上入れれば、15×15=225で、242−225=17
   より、17人以下の残った生徒をもう一つの部屋に入れればよい。
   以上から、必要とされる部屋数の最小値は、16 である。

    (→ 参考:「部屋割りの問題」)

     ○1、2、・・・、16 と番号が書いてあるカードが上から番号の小さい順に重ねてある。
     一番上のカードを捨て、その次に一番上になったカードを残りのカードの一番下に入
     れる。この操作を繰り返すとき、最後まで残るカードの番号

   実際に、1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16
   →3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 2
   →5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 2 4
   →7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 2 4 6
    ・・・・・
   →2 4 6 8 10 12 14 16
   →6 8 10 12 14 16 4
   →10 12 14 16 4 8
   →14 16 4 8 12
   →4 8 12 16
   →12 16 8
   →8 16
   →16 ・・・ 以上から、最後まで残るカードは、16

     ○正8角形の3つの頂点を結んでできる三角形のうちで、2等辺三角形でも直角三角
     形でもないものの個数

   実際に、1つの頂点を固定し、最短辺による場合分けで求める。
   頂点Aを固定して考えると、最短辺ABの場合、該当する三角形は、△ABDと△ABG
   最短辺ACの場合は、該当の三角形はない
    よって、頂点は、A〜Hの8通りあるので、求める場合の数は、 2×8=16(個)

   (別解)三角形の個数 83=56(個)のうち、
    2等辺三角形であるものは、 8+8+8=24(個)
    直角三角形であるものは、 4×6=24(個)
    直角2等辺三角形であるものは、 4×2=8(個)
   なので、求める場合の数は、 56−(24+24−8)=16(個)

     ○1個40円の商品Aと1個60円の商品Bを合わせて50個購入を予定していたところ、
     商品A、商品Bの購入予定個数を取り違えてしまい、当初予定より360円安くなった。
     もともとの商品Aの購入予定数

   実際に、1個取り違えると、20円差なので、360÷20=18個取り違えたことになる。
   よって、(50+18)÷2=34 より、当初の商品Aの購入予定数は、34−18=16個

   (別解)当初の商品Aの購入個数をx個とすると、商品Bの購入個数は50−x個
    (40x+60(50−x))=60x+40(50−x)+360 から、40x=640 より、x=16

17・・・○2^3+3^2の値

   実際に、与式=8+9=17

     ○自然数nに対して、6n2+25n+14が平方数となる最小値の正の平方根

   実際に、n=1、2、・・・、5、・・・ を代入して、

    n=5のとき、6n2+25n+14=289=172

     ○素数p、qを用いて、pq+qp と表される素数

   実際に、素数p、qがともに奇数とすると、pq+qp は偶数となり、偶数の素数は2のみ
    しかるに、pq+qp=2 となる素数p、qは存在しない。よって、p=2、qは3以上の素
    数としてよい。p=2、q=3 のとき、23+32=8+9=17 は素数である。
    p=2、q=2n+1 (nは2以上の自然数) のとき、2q=2・4≡2 (mod 3)
    また、q2=4n2+4n+1=4n(n+1)+1 において、
    n=3k (kは自然数) のとき、q2=12k(3k+1)+1≡1 (mod 3)
    n=3k+1 (kは自然数) のとき、q=3(2k+1) となり、qは素数とならない
    n=3k+2 (kは自然数) のとき、
     q2=4(3k+2)(3k+3)+1=12(k+1)(3k+2)+1≡1 (mod 3)
    以上から、2q+q2≡2+1≡0 (mod 3) より、2q+q2 は素数となりえない。
    したがって、pq+qp と表される素数は、17

18・・・○下図の凸四角形の面積

     

   実際に、AとCを結び、CからADに垂線を下ろし、合同な3つの直角三角形に分割して、
   (3×4÷2)×3=18

     ○∠Cが直角である直角三角形ABCで、斜辺AB上に点D、E を取り(Dの方がAに近
     い)、辺AC上に点Fを取る。AD=DF=FE=EC=CB であるときの∠BACの大きさ

   実際に、2等辺三角形の性質から、5∠BAC=90°なので、 ∠BAC=18°

     ○平面上にAB=6となる2定点A、Bをとる。今、動点Pは、PA+PB=12を満たす
     ように、直線ABの上側を動く。さらに、直線ABの下側にAおよびBを中心として半
     径3の半円上を動く点Q、Rがある。

   

    このときの折れ線PQ+PRの長さの最大値

   実際に、下図のように、3点P、A、QおよびP、B、Rが一直線に並ぶとき、
   折れ線PQ+PRの長さは最大で、最大値は、12+3+3=18

   

     ○p=2+ の小数部分を q とするときの p2+q2 の値

   実際に、p=2+ の整数部分は4なので、q=2+−4=−2
   よって、p2+q2=(2+2+(−2)2=18

     ○数列 1,3,4,7,6,12,8,15,13,(  ) において、空所(  )に適する数

   実際に、第n項は、nの正の約数の総和なので、10の正約数は、1、2、5、10 なので、
    合計して 18

19・・・○ 9/log103<19

   実際に、数列 {(1+1/n)}は単調増加で、自然対数の底 e(<3)に収束するから、
    (1+1/n)<3 が成り立つ。n=9を代入して、 (10/9)9<3 すなわち、
   109<3・99=319 が成り立つ。両辺の10を底とする対数をとって、9<19・log10
   よって、9/log103<19 が成り立つ。

(コメント) 上記で用いた不等式 (1+1/n)<3 を厳密に証明しておこう。

 2項定理より、 (1+1/n)=Σk=0n k(1/n)k=1+Σk=1n k/nk
  ここで、 k/nk=n(n−1)・・・(n−k+1)/(nk・k!)≦1/k!≦1/2k-1 なので、
  (1+1/n)≦1+Σk=1n (1/2)k-1=1+2(1−(1/2))=3−(1/2)n-1<3
 が成り立つ。

(参考) この問題の類題が、平成24年度の新潟大学前期理系で出題された。

     ○ 1辺が3の立方体から1辺が2の立方体を切り取った後の残った部分の体積

   実際に、 33−23=19

     ○同じ大きさの不透明な立方体27個が3×3×3に積んである。これをカメラで撮影
     するとき、最大で何個の立方体を1枚の写真に収めることができるか。ただし、鏡な
     どを使って間接的に写すのは認められない。

   実際に数えて、19個

20・・・○八角形の対角線の本数

   実際に、 8×5÷2=20

     ○四角形ABCDにおいて、AD‖BC、∠ABC=∠BDC=∠ACB/2であり、直線BDは
     ∠ABCの2等分線になっているとき、∠ABCの大きさ

  

   実際に、こちらを参照

     ○下図のような△ABCにおいて、∠x の大きさを求めよ。
     ただし、Mは辺BCの中点、Nは辺ABの中点、HはAより辺BCに下ろした垂線の足
     とする。

  

   実際に、C=69°で、中点連結定理より、MNとACは平行なので、∠HMN=69°
    よって、∠BHN=70°より、∠AHN=20°で、Nは直角三角形の外接円の中心で
    あるので、NH=NA より、∠x =∠AHN=20°

     ○7n (nは自然数)を10進法表示したとき、0が2個連続で並ぶ最小のnの値

   実際に、2連続の0を含む最小の7n: n=20 (→ 参考:「手計算?」)

21・・・○平面において、9本の直線で出来る三角形の最大数

   実際に、こちらを参照

      ○十進法で記されたある数を、誤って別の底として読んでしまったところ、正しい値
      の丁度1/3になった。この数は何か。

   実際に、十進法で21は、3進法で、7 これは丁度1/3になっている。

      ○5つの点A、B、C、D、Eがこの順に一つの直線上にあり、次の条件を満たす。
      1.BはACを2:1に内分する点
      2.CはADを2:3に内分する点
      3.EはACを7:5に外分する点
      CDの長さが9cmのときのAEの長さ

   実際に、BC=1とすると、AB=2で、CD=3×(3/2)=9/2
   このとき、CE=3×(5/2)=15/2 より、AE=3+15/2=21/2
   よって、(21/2)÷(9/2)=7/3 なので、AE=9×(7/3)=21(cm)

      ○11^(22^33) の下2桁の数

   実際に、11n≡10n+1 (mod 100) で、22m の下1桁は、2、4、8、6、2、・・・
   と周期的に変化するので、33番目は2である。よって、11^(22^33) の下2桁は、21

22・・・○1桁の2つの整数の積で表せない最小の合成数

   実際に、2×11=22

      ○2つの素数の和として3つの表現を持つ最小の数

   実際に、 22=3+19=5+17=11+11

      ○正n角形の内角の大きさが整数となるようなnの個数

   実際に、正n角形の1つの内角の大きさは、180°(n−2)/n=180°−360°/n
   よって、整数となるのは、
   n=3、4、5、6、8、9、10、12、15、18、20、24、30、36、40、45、60、72、
   90、120、180、360 の22個ある。
   (別解) 360=23・32・5 より、約数の個数は、(3+1)(2+1)(1+1)=24
   このうち、約数の1と2は除外されるので、求める個数は、 24−2=22(個)

     ○ハンバーグステーキ1枚を、フライパンを使って1面焼くのに、7分かかる。裏返し
     て、もう1面焼くのに更に7分かかる。両面焼けたら、そのハンバーグステーキをパ
     ンにはさみ、オーブントースターで焼く。これが1分かかる。(→ハンバーガーの完成)
     この手順で、ハンバーグステーキが2枚しかのせられないフライパン1つと、パンが
     2個しか入れられないオーブントースターを1台使って、ハンバーガーを3個作るの
     に最低何分かかるか。ただし、裏返す時間やパンにはさむ時間などは無視する。

   実際に、こちらを参照
    (S1表,S2表)で7分、(S1裏,S3表)で7分、(S2裏,S3裏)と同時進行でS1に
    1分(この時間はカウントされない)、(S2裏,S3裏)で7分で、S2、S3に1分
    以上から、 7+7+7+1=22(分)

     ○長方形ABCDにおいて、EHとFGは平行である。このときの5角形BFGHEの面積

   

   実際に、ADに平行にEを通る線分で2つの図形に分割して、
    (2+4)×2÷2+4×4=6+16=22

   (別解) 4×6−2×2÷2=22

     ○数列 1,2,4,8,16,(  ),26,38,62,74,・・・ において、空所(  )に適
     する数

   実際に、第n項は、前の項に、前の項で登場する数字の積を加えて得られるので、22

     ○平面上に、AB:BC=2:1 の長方形ABCDがあり、その内部に、一辺が25cmのひし
     形が接する。

    AB、BC、CD、DA とのそれぞれの接点を E、F、G、H と
 する。

  AE:EB=6:5、EF:EB=5:4 のときのBCの長さ


   実際に、EF:EB=5:4で、EF=25 より、EB=20、BF=15 である。AE:EB=6:5
   より、AE=24、AH=7 また、FC=AH より、FC=7 なので、 BC=15+7=22

23・・・○ x2+x+2=0 のとき、x10+x9+・・・+x+1の値

   実際に、x10+x9+・・・+x+1
         =(x2+x+2)(x8−x6+2x5+x4−4x3+3x2+6x−11)+23
    より、2+x+2=0 のとき、x10+x9+・・・+x+1=23

     ○格子点を2色で塗り分ける方法の数

   実際に、こちらを参照

     ○A〜Gの7人に年齢について聞いたところ、次のような返答を得た。
      A:「Dは私より7歳年上です。私の下もいます。」
      B:「私はFより5歳年下です。」
      C:「私はFと2歳差です。」
      D:「私はGと2歳差です。」
      E:「私はAと3歳差です。」
      F:「私はDと4歳差です。」
      この7人の中で、Cが3番目に年齢が高く、28歳のときのAの年齢

   実際に、年齢が低い順に、起こり得る場合を列挙すると、
   EBACFGD、EBACFDG、EBAFCDG、EAGBDCF、EAGBDFC、EABDGFC
   このうち、Cが3番目に年齢が高いのは、EBAFCDG の場合で、AとCは5歳差なの
   で、Cが、28歳のとき、Aは23歳となる。

     ○0<α<π/2、0<β<π/2 で、cosα=a/98、cosβ=71/98 のなす角 α+β
     が 2π/3 であるときの整数 a の値

   実際に、題意より、 sinα=√(9604−a2)/98、sinβ=39/98 なので、
   cos(α+β)
   =cosαcosβ−sinαsinβ=71a/9604−39√(9604−a2)/9604=−1/2 より、
   71a+4802=39√(9604−a2) 両辺を平方して、
   5041a2+681884a+23059204=43823052−4563a2 となるので、
   9604a2+681884a−20763848=0 すなわち、 a2+71a−2162=0
   よって、a={−71±√13689}/2={−71±117}/2=23、−94
   a>0 なので、a=23

     ○Aさんは一日に200ページ、Bさんは300ページの読書を実行する。今、10冊の本が
     あり(各本は200ページ以下や300ページ以上といろいろな種類がある)、その10冊
     のトータルのページ数が10000ページとする。ただし、二人ともそのページ数に満た
     なくても一冊の本が読み終わると、その日の読書は終了する。
     (たとえ1ページ読んで終了してもその日はそれ以上読まない。)
     ただし、二人は同じ10冊の本を好きな順番で最初のページから読み進めていくも
     のとする。
     このときの二人が全部の本を読み終わる日数の差として考えられる最大数

   実際に、本のページ数が何ページであっても、
   (Aが読む予定の頁数より少なかった頁数)−(Bが読む予定の頁数より少なかった頁数)
   は、必ず100か0か-100か-200のどれかになります。
   従って、10冊でのこれの合計は最大1000、最小-2000ですから、日数の差は、
   [ ] をガウスの記号として、[(10000+200-1+α+1000)/200]-[(10000+300-1+α)/300]
   (α=(Bが読む予定の頁数より少なかった頁数の合計))
   最大になるのは、上式でαが最大のときで、α+1000≦199×10 から α≦990 なので
   最大値は、[(10000+200-1+990+1000)/200]-[(10000+300-1+990)/300]=23(日)以下。
   ところで、220、220、220、220、220、220、220、220、220、8020 の時最大となり、A=59、
   B=36 より、日数の差は、23(日)となり、23日である解があるので、これが最大数。

24・・・○4人を一列に並べる方法の数

   実際に、4!=4・3・2・1=24(通り)

     ○1、3、4、6 と+、−、×、÷、( 、) を用いて、24を表せ。

   実際に、6÷(1−3÷4)=24

     ○1、4、5、6 と+、−、×、÷、( 、) を用いて、24を表せ。

   実際に、6÷(5÷4−1)=24

     ○赤球、青球、黄球の何れか4個を円形に並べる場合の数

   実際に、こちらを参照

     ○4色のコーヒーカップ・ソーサー・スプーンのセットが4客ある。

                    
 
           
 
                         

    同色ではつまらないので、全て違う色でセットを4客つくることにした。例えば、

  

    のようにである。この作り方の総数

  実際に、コーヒーカップを順に、A、B、C、D とし、それと同色のソーサーを小文字で、
   a、b、c、d、それと同色のスプーンを順に数字で、1、2、3、4 と表すものとする。

   このとき、コーヒーカップに対して、ソーサーの並べ方は、4個の完全順列の数に等し
   く、9通りあるが、実際に、それを書き下せば以下の表のようになる。

   上記の表で赤字の場合は他の場合と異なり、2つの文字で自己完結している。

   例えば、次の表から、その違いが理解される。

   他の場合も同様で、求める場合の数は、 8×3=24(通り)

      ○一辺の長さが1cmの立方体を下図のように積み上げた立体図形を考える。

    

    このときの立体図形の体積

   実際に、漏れなく重複なく数えるために、最上段にそれ以下の個数を記入して、

   

   このとき、 4×2+3×2+2×4+1×2=24(個) より、体積は、24(cm3

      ○一歩で、1段、2段、または、3段を登れる人が、6段の石段を登る方法の数
      ただし、途中で下りたり足踏みしたりはしないものとする。

   実際に、n 段の石を登る方法の数を、a通りとすると、帰納的に、
    a1=1、a2=2、a3=4、a4=a3+a2+a1=4+2+1=7、
    a5=a4+a3+a2=7+4+2=13、a6=a5+a4+a3=13+7+4=24

      ○A、Bの2名で倉庫整理を行う。整理をAだけで行うと、2名で行うときの日数より4
     日多くかかり、Bだけで行うと16日多くかかるという。このとき、Bだけで整理を行っ
     た場合に要する日数。ただし、A、Bそれぞれの1日当たりの仕事量は一定とする。

   実際に、全体の仕事量を1とし、2人でやると、n日間かかるものとする。Aだけで行うと、
   2名で行うときの日数より4日多くかかるので、Aの一日当たりの仕事量は、1/(n+4)
   となる。また、Bだけで行うと、2名で行うときの日数より16日多くかかるので、Bの一日
   当たりの仕事量は、1/(n+16)となる。
    よって、A、B2人の一日当たりの仕事量は、1/(n+4)+1/(n+16)となる。n日間
   かかるので、n/(n+4)+n/(n+16)=1
    分母を払って、 n(n+16)+n(n+4)=(n+4)(n+16) より、 n2=64
   したがって、 n=8 となる。このとき、Bの一日当たりの仕事量は、1/24となるので、
   Bだけで整理を行った場合に要する日数は、24日となる。

     ○ある仕事をA、Bが一緒に取り組む。途中で、Aが6日休むと、仕事を終えるのに、
     27日かかる。途中で、Bが2日休むと、仕事を終えるのに、25日かかる。2人とも
     休まずに仕事に取り組めば、仕事は何日で終わるか。

   実際に、A、Bの1日当たりの仕事量をそれぞれ a、b とおくと、題意より、
   21a+27b=1 、25a+23b=1 なので、a=b が成り立つ。
   このとき、 21a+27b=48b=1 より、 b=1/48 で、a=1/48
   よって、2人一緒の一日当たりの仕事量は、1/48+1/48=1/24 となるので、
   1÷1/24=24 から、2人とも休まずに仕事に取り組めば、24日で終わる。

     ○ある仕事を終えるのに、Aだけだと12日、AとBの2人でやると、8日かかる。B一
     人でやると何日かかるか。

   実際に、A、A+Bの一日当たりの仕事量は、1/12、1/8なので、Bの一日当たりの
   仕事量は、1/8−1/12=1/24である。よって、Bが仕事を終えるのに、
   1÷1/24=24(日)かかる。

25・・・○5人を3つのグループに分ける方法の数

   実際に、(35−3・25+3)/3!=(243−96+3)/6=150/6=25(通り)

      ○10本の直線で作られる三角形の最大個数

   実際に、こちらを参照

      ○3種のおもりA、B、Cがある。A1個は、B2個とC1個で釣り合う。B3個は、A1個
      とC1個で釣り合う。Bが10gのときのAの重さ

   実際に、A=BBC、AC=BBB なので、BBCC=BBB より、CC=B=10g から
    C=5g よって、A=10×2+5=25(g)

      ○a、b、c、d、e の5人が1〜10までのそれぞれ異なる番号のカードをもっている。
      a の番号は、e の番号より、4小さい。b の番号は、d の番号より、6小さい。c と
      b の番号は2つ違いである。d と e の番号の和は、16である。e の番号は、d の
      番号より、2大きい。このとき、5人の持つカードの番号の合計

   実際に、d+e=16、e=d+2 より、d=7、e=9 このとき、a=5、b=1 よって、
   c=3 と定まるので、5人の持つカードの番号の合計は、1+3+5+7+9=25

      ○36人を2つのグループA、Bに分けて、ある作業を行った。まず、グループAが
     1時間作業し全体の半分を終え、次に、グループBが24分間作業し全体の1/7を
     終え、最後に残った分を36人全員で行い全体の作業を終えた。36人それぞれの
     一定時間当たりの作業量は同じものとして、36人全員で行った作業は何分か?

   実際に、1時間当たりの作業量は、グループAは1/2、
   グループBは、(1/7)×(60/24)=5/14
   36人全員で行った作業量は、1−(1/2+1/7)=5/14 で、必要な時間をTとすると、
   (1/2)T+(5/14)T=5/14 より、T=5/12 なので、25分間作業をした。

      ○100以下の素数の個数

   実際に、2、3、5、7、11、13、17、19、23、29、31、37、41、43、47、53、59、
    61、67、71、73、79、83、89、97 の25個

      ○3辺の長さが整数で、2通りに表現される斜辺の最小値

   実際に、252=72+242=152+202


26・・・○空間内の2直線 x−16=(y−6)/12=(z−20)/12 、
     x+8=(y−8)/6=(z−6)/4 の最短距離

   実際に、x−16=(y−6)/12=(z−20)/12=t とおくと、
    P(t+16,12t+6,12t+20)
   x+8=(y−8)/6=(z−6)/4=s とおくと、
    Q(s−8,6s+8,4s+6)
   よって、PQ=(s−t−24,6s−12t+2,4s−12t−14)
   PQが最小となるとき、 PQ⊥(1,12,12)、PQ⊥(1,6,4)
   よって、PQ・(1,12,12)=121s−289t−168=0
    PQ・(1,6,4)=53s−121t−68=0
   連立方程式を解いて、 s=t=−1 なので、PQ=(−24,8,−6)
   よって、PQ=2×√(122+42+32)=26

     ○平方数と立方数にはさまれた正の整数

   実際に、52<26<33

     ○参加料が、社会人200円、大学生150円、高校生100円のゲームに、社会人、
     大学生、高校生合わせて130名が参加した。参加料合計は、18900円で、社会
     人の参加者は大学生より20名多かったという。このときの大学生の参加者数

   実際に、大学生の参加者数を x とすると、
    200(x+20)+150x+100(110−2x)=18900 より、x=26

     ○10円が2枚、50円が2枚、100円が3枚ある。ちょうど払える金額の場合の数

   実際に、100×3+50×2=400 より、 400÷50+1=9 なので、
    9×3−1=26(通り)

    (別解)実際に払える金額を地道に計算してみると、
    10、20、50、60、70、100、110、120、150、160、170、200、210、220、
    250、260、270、300、310、320、350、360、370、400、410、420
    の26通り

     ○AB=24、AD=36の長方形ABCDがある。AB上にEB=5となる点EとAD上に点
     Gをとり、線分EGで長方形を折り返し、交点Fに対して、BF=12、FA=6とする。

  

    このとき、線分GHの長さ

   実際に、HK=24×(5/12)=10 より、
   GH2=HK2+GK2=100+576=676=262 より、GH=26

27・・・○1辺の長さ4の正三角形の各辺が4等分され、平行線が引かれているときに出来
     る正三角形の個数

   実際に、こちらを参照

      ○AB=9、BC=12の長方形ABCDの外側にCD、DAを1辺とする正三角形CED、
     DFAをそれぞれ描くとき、△DEFの面積

   実際に、△DEF=(1/2)・9・12・sin150°=27

      ○95の各位の数の和

   実際に、95=59049 より、各位の数の和は、5+9+0+4+9=27

      ○整理の仕事を5人で始めた。初めの15日間は順調に進んだが、16日目から3人
     しか働くことができなくなり、予定より8日遅れて仕事が終わった。 当初の仕事が終
     わる日数。ただし、5人の1日当たりの仕事量は等しいものとする。

   実際に、全体の仕事量を1とし、5人でやると、n日間かかるものとする。このとき、一人
   の一日当たりの仕事量は、1/5n となる。
   よって、15×5×(1/5n)+(n+8−15)×3×(1/5n)=1 すなわち、
   75+3n−21=5n より、2n=54  故に、n=27

      ○A、B、Cの3つの袋にそれぞれ27の倍数の個数のコインが入っている。Aの袋の
     コインの1/3ずつをBとCに分け入れた。Aには元々あったコインの1/3が残ってい
     る。同様にして、今度は、Bの袋のコインの1/3ずつをAとCに分け入れた。さらに、
     Cの袋のコインの1/3ずつをAとBに分け入れた。このとき、AとBに入っているコイ
     ンの数を計算したら、差がちょうど9個になっていた。このとき、元々Aの袋に入って
     いたコインの個数

   実際に、A、B、Cに入っていたコインの数をそれぞれ 27x、27y、27z とおくと、
   (A) A: 9x  B: 27y+9x  C: 27z+9x
   (B) A: 9x+(9y+3x)  B: 9y+3x  C: 27z+9x+(9y+3x)
   Cのコインの分配は、A、Bのコインの差には無関係なので考えなくてよい。
   このとき、 9x+(9y+3x)−(9y+3x)=9x=9 より、x=1となり、元々Aの袋には
   コインが27個入っていたことになる。

28・・・○2番目に小さい完全数

   実際に、完全数は、 6 、28 、496 、8128 、・・・

      ○12の約数の総和

   実際に、1+2+3+4+6+12=28

   (別解) 12=22・3 より、求める和は、(1+2+22)(1+3)=28

      ○ある数からその数の4/7を引いた数が12であるときのある数

   実際に、ある数を7とすると、引いた数は 3になるので、これを12にするには、4倍す
   ればよい。よって、ある数は、7×4=28

      ○約数をすべて足すと56、約数の逆数をすべて足すと、2となる自然数

   実際に、ある数をNとすると、題意より、56/N=2 なので、N=28

      ○∫0 (x4+x3−x2)e-xdx の値

   実際に、与式=[−(x4+x3−x2)e-x]0+∫0 (4x3+3x2−2x)e-xdx
   =∫0 (4x3+3x2−2x)e-xdx
   =[−(4x3+3x2−2x)e-x]0+∫0 (12x2+6x−2)e-xdx
   =∫0 (12x2+6x−2)e-xdx
   =[−(12x2+6x−2)e-x]0+∫0 (24x+6)e-xdx
   =−2+∫0 (24x+6)e-xdx
   =−2+[−(24x+6)e-x]0+24∫0-xdx
   =−2+6+24[−e-x]0
   =−2+6+24=28

29・・・○10番目に小さい素数

   実際に、素数を小さい順に並べると、 2、3、5、7、11、13、17、19、23、29、・・・

      ○{(3+1)/2}2+{(5+1)/2}2+{(7+1)/2}2 の値

   実際に、 与式=22+32+42=29

      ○初項1、公比2、項数300の等比数列の中に、十進法で書くと先頭の数字が4である
     ものはいくつあるか。ただし、2^299は91桁の数で、その先頭の数字は1であることを
     用いてよい。

   実際に、「WolframAlfa」先生に手伝ってもらって、先頭の数字が4であるものは、2
   n=2、12、22、32、42、52、62、72、82、92、105、115、125、135、145、
   155、165、175、185、198、208、218、228、238、248、258、268、278、
   288 の29個

      ○3/8<x/72<21/50 を満たすように x の値を求めよ。ただし、x と72は互いに
     素とする。

   実際に、3/8<x/72<21/50 より、 27/72<x/72<(1512/50)/72 なので、
    27<x<1512/50=30.24 この式を満たす自然数 x は、28、29、30
    このうち、72と互いに素な数は、x=29

30・・・○6色すべてを用いて立方体の面に色付けする方法の数

   実際に、 5×(4-1)!=30(通り)

     ○4×4の格子点が縦、横の線で結ばれているときに出来る正方形の個数

   実際に、こちらを参照

     ○1辺4の正方形の縦、横が4等分され平行線が引かれているとき、正方形は大小
     合わせていくつあるか?

   実際に、面積1のもの・・・16個 、面積2のもの・・・9個 、面積3のもの・・・4個
    面積4のもの・・・1個 なので、 16+9+4+1=30(個)

     ○正六面体の各面に1から6までをそれぞれ埋めるやり方は何通りあるか。

   実際に、上面を一つの数字で固定して、底面の埋め方は5通り
   その1通りに対して側面の埋め方は、(4−1)!=6(通り) よって、5×6=30(通り)

     ○四角形ABCDの各辺の中点を下図のように結んで4つの四角形に分割したとこ
     ろ、図のような面積となった。このときの四角形APOSの面積

  

   実際に、下図より、四角形APOS+10=25+15 なので、 四角形APOS=30

  

     ○下図において、∠ADB=x°の大きさ

  

   実際に、△ABDをABに関して対称移動させて正三角形EBCを作る。

  

   ∠CBD=36°、∠BCD=72°なので、∠BDC=180°−36°−72°=72°
   よって、△BCDは、BC=BDの2等辺三角形
   正三角形EBCの作り方から、BD=BE で、∠ABC=48°、∠ACB=48°より、
   △ABDはAB=ACの2等辺三角形となる。このとき、△EAC≡△DAB≡△EAB な
   ので、2x=60°より、x=30°

   (別解)ABに関してCと対称な点C’をとると、△ABC≡△ABC’なので、AB=AC’
    BD=BC=BC’、∠C’BD=60°から、△BDC’は正三角形なので、BD=C’D
    従って、AもDもBC’の垂直二等分線上にあり、∠ADB=30°

     ○数列 12,15,21,24,(  ),33,39,51 において、空所(  )に適する数

   実際に、(前の項)+(前の項の一の位)+(前の項の一の位)が(次の項)になるので
    (  )=24+4+2=30

31・・・○2次方程式 x2−x−2=0 の2つの解をα、βとするときのα5+β5の値

   実際に、α+β=1、αβ=−2 より、
    α5+β5=(α2+β2)(α3+β3)−α2β2(α+β)
    =((α+β)2−2αβ)((α+β)3−3αβ(α+β)−α2β2(α+β)
    =(1+4)(1+6)−4=31

   (別解) x2−x−2=(x−2)(x+1)=0 の2つの解は、2と−1なので、
       α5+β5=31 とした方が易しかったですね。

     ○Σk=1〜5k-1 の値

   実際に、与式=25−1=31



  以下、工事中!