三平方の定理とその教具               戻る

 三平方の定理(ピタゴラスの定理)を鮮やかに体験する教具としては、あるTV番組で秋山
仁先生が紹介されたものが有名であろう。(→ 参考:ピタゴラスの定理とその証明

 特に、3辺の長さが、3、4、5 の直角三角形に対する三平方の定理:

      2+42=52

が最も知名度のある関係式と思われる。

 最近、ひょんなことから、この関係式を表す教具を開発することができた。

         

    (各図形は赤い点で繋がっていて、赤い点を中心に自由に回転できる)

 上図のようなものを作り、回転の中心(赤丸)で各図形をいろいろ回転させて組み合わせ
てみると、

   5×5の正方形
             

や、 3×3及び4×4の正方形
                    

が作られる。

 このことから、   2+42=52  の成り立つことが図形的に理解される。