魚焼き器でトースト                             戻る

 一口コンロだとないかもしれないが、二口以上のコンロだと大抵真ん中に魚焼き器がついて
いる。平成14年4月17日放送のNHK「ためしてガッテン」では、その魚焼きグリルが、いかに
優れたグルメ調理器であるかを力説していた。魚焼き器という固定観念があったので、我が家
でも魚を焼く時しか使っていなかった。一般の家庭でも、魚を焼くと家に臭いがつくから極力使
わないとか、魚そのものを焼くのが面倒だということで、魚焼き器が付属でついていても、使っ
ていない場合が多いかもしれない。しかし、放送を見て、そのつけたしの魚焼き器が、いろいろ
な機能を持っていることを知って本当に感動した。
 例えば、今まで、トーストは所有するトースターに合わせ、食パンの切り幅を意識していた。
厚めのトーストを食べたい時は、トースターが使えず、電子レンジのオーブンを準備する必要が
あった。予熱するのが、とても面倒だった。
 しかし、魚焼き器でトーストができることを知って、一気にその大変さから解放された。しかも、
外はこんがり、中はしっとりでおいしいし、魚の臭いは全くなく、早く焼ける。
 放送では、
  ・電子レンジのオーブンよりも強い遠赤外線が出ているので、表面が早く焼ける
  ・食パンから外へと蒸気の流れがあるため、食パン内部に魚の臭いは入ってこない
ということであった。
 我が家での実験結果・・・魚焼き器が片面焼きなので、途中裏返しが必要でした。
   まず、食パンを並べ、片面1分20秒。裏返して、さらに50秒。
      (多分、最初に30秒余計にかかるのは、予熱の分かな?)
途中裏返しがはいるので、ガスコンロの前につきっきりになるが、たったの2分30秒。おいし
いパンの焼き上げの匂いが楽しめるとあれば、我慢できない時間ではないでしょう。
 所有するガスコンロによって、多少時間にずれがあると思うが、みなさんも、是非お試し下さ
い。実用的な裏技の紹介でした。