ゆで卵を作る
ゆで卵を作るとき、好みの固さにするには何分ぐらいゆでればよいか、大いに悩むときが
ある。気が付いたら、「超固ゆで」ということも度々で、ガス代ももったいない。なるだけ手間
暇をかけずに、能率的に好みの固さにゆでる方法を紹介したい。
《作り方》
@ 冷蔵庫に入っている卵をそのまま鍋に入れる。
A 卵が隠れるくらい、たっぷり水を注ぎ、火にかける。このとき、殻がむきやすくなるよ
うに、塩を少量入れる。
B 沸騰したら、火を止め、ふたをする。
C 3分から3分半の間放置後、すぐ冷水で十分に冷やす。
D 殻をむいて、半熟卵の出来上がり。固ゆでの場合は、5分以上放置する。
上記裏技のいいところは、沸騰したら火を止めてしまうところである。後は時間の経過で、
半熟卵から固ゆでまで自由に作れる。いろいろ実験して、自分の好みの固さになるには、
何分放置したらよいかを発見することも、楽しみかな?
ゆで卵を作って、一番面倒なのは、殻むき。冷やし方が足らなくて、よくむけないときがあ
る。そういうことが嫌いな方で、ゆで卵が好きという方には、ポーチドエッグをすすめる。
《作り方》
@ たっぷりの水に、酸っぱいと感じるくらいの酢、塩少量を入れ、火にかける。
A 沸騰した湯の中に、よく冷えた卵を割り入れる。
B 卵を入れたら、火を弱める。
C 鍋底で、ゆらゆら浮かぶようになったら、出来上がり。
上記裏技のポイントは、かなり多めの酢とよく冷えた卵を使うところである。違った食感が
楽しめていいかもしれない。
(追記) 令和5年9月24日付け
最近、「キューピー」から、ゆで卵の作り方の手引きが公開された。1分刻みの卵の状態を
表したもので、大いに参考にさせてもらった。ただ、あまりに細かいので、覚えやすいように
まとめてみた。実際は、出来具合をみながら、自分流のゆで卵を追究すればよいだろう。
(作り方のポイント)
・冷蔵庫から出したての冷たい卵を使う。
・お湯が沸騰したら水を少量加え、火加減を弱める。(卵が割れるのを防ぐため)
・茹で始めてから最初の2分間は菜箸でゆっくり卵を回す。(黄身を均等に配置させるため)
茹で時間 | 黄身の状態 | 白身の状態 |
7〜8分 | 半熟状態 | 白身全体が固まりつつある |
9分 | 中心部はねっとりの半熟状態 | 完全に固まる |
10分 | 黄身は黄色の状態 | 完全に固まる |
11分〜 | 黄身全体が白っぽい状態 | 完全に固まる(固ゆで) |
黄身が固ゆででないとろりとした状態が個人的にはベストなので、9分間は卵に付きっ切
りなのかな...。
以下、工事中!