指で数える
平成17年3月4〜5日に当HPの掲示板で、指を使って、いくつまで数えることができる
かが話題になった。大いに興味を持ったので、このページに整理しておこうと思う。
話題の提供者のHN「十六夜凪沙」様によれば、
両手の指の折り曲げと裏表を利用すれば、0〜4095まで数えられる
とのことである。
これに対して、当HPがいつもお世話になっているHN「らすかる」様によれば、
指の折り曲げと各指の間の開閉を利用すれば、0〜26万2143まで数えられる
とのことである。
らすかる様と記録を競う気は全くないのだが、
片手の指の関節を用いれば、0〜28万5609 まで数えられる
方法を発見した。原理は単純で、P進法の活用である。
指を使って数える場合、小学生的には、0〜99 (または、1〜100)が限界だろう。その
壁を突き破るには、10進法の呪縛から離れる必要がある。
十六夜凪沙 様、らすかる 様が用いたのは、2進法であるが、私の場合は、実は、13
進法を活用したものである。
上記イラストのように数を割り当てる。例として、親指と薬指の場合を示している。数を割
り当てるのは左手のみである。右手のそれぞれ対応する指はそれらの数を押さえるポイン
ター代わりに用いられる。
この場合に得られる理論的な最大の数は、13進法で、9CCCC で、十進法に直せば、
9CCCC=9×134+12×133+12×132+12×13+12=285609
となり、両手を使って、0 から 28万5609 まで数えることができる。
ただし、A=10、B=11、C=12 とする。
(コメント)各指の裏側の付け根まで使うことを許せば、理論的には、38万4159
まで数え
ることができるはずだが、実際にやってみると体勢が苦しく現実的ではないよう
である。上記では、親指のみ裏側の付け根を利用しているが、他の指は利用し
ていない。この場合は無理なくできるように思う。是非、みなさんも試してみてく
ださい。