幾何級数の真実                           戻る

 数学III で、無限等比級数(幾何級数)  について考察
する。
 この級数が収束するためには、 −1<r<1 が必要十分であり、そのときの和が、

          

になることは、ご存じの方も多いだろう。

 このことを、{r}の極限によらず、直感的に理解するにはどうしたらよいのだろうか?

実は、次のような幾何的な考察が可能である。

    左図において、

     

   が成り立つ。



従って、
      

 上図から、

        

の成り立つことが幾何学的に了解される。