角の大きさ(31)                             戻る

 正方形ABCDにおいて、辺CD上に点Eをとり、∠EBC=15°とする。また、辺AD上に
点Fをとり、∠ABF=30°とする。このとき、∠BFEの大きさを求めよ。

    































(答) 60°

 考え方は、「角の大きさ(30)」と同様である。

 実際に、下図において、△BCE≡△BAGとなる点Gをとる。

  このとき、BF共通で、

   BE=BG、∠EBF=∠GBF=45°

  から、2辺夾角相等で、

   △BEF≡△BGF である。

  よって、 ∠BFE=∠BFG=60°



(追記) よおすけさんから上記に関連する問題をいただきました。(令和5年7月18日付け)

問題  正方形ABCDにおいて、∠BEC+∠AFB=135°となるように辺CD上に点E、辺AD上
    に点Fをそれぞれとったところ、∠ABFと∠DEFが等しくなった。2点E、Fをどのように
    とればよいか。

  

(解) 下図において、△BCE≡△BAGとなる点Gをとる。

  このとき、BF共通で、

 BE=BG、〇+●=180°−135°=45°

 から、∠EBF=45°で、∠EBF=∠GBF

 2辺夾角相等で、△BEF≡△BGF である。

  よって、 ∠EFD=×× なので、

 ××=60°となる。

 以上から、 ∠AFB=60°、∠DFE=60°となるようにE、Fをとればよい。  (終)



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