意外なところに黄金分割                    戻る

 「数学的な美しさ」というと、昔から言及されるのが「黄金分割」という見方・考え方である。
比の美しさというのは全く主観的なものとはいえ、古来多くの黄金分割が我々の目に届く。

 今、一つの線分を2つに分けることを考える。

 

このとき、 m : n = m+n : m であるように分けると美しいと言われている。

このような分割の仕方が黄金分割である。

 最初に、このような分割を定義したのは、ユークリッド(紀元前325年〜紀元前265)で、
黄金分割(sectio aurea)と命名したのは、レオナルド・ダ・ヴィンチだと言われる。

 出版物で初めて黄金分割という言葉が用いられたのは、マルティン・オームの「初等純粋
数学」(1885年)であるらしい。

 上記の比例式から、 m2−mn−n2=0 が成り立ち、比 m/n の値は、

 

となる。このおおよその値は、1.618 である。この比のことを、黄金比という。

 この神秘的な比のことは、黄金比以外に、神聖比とか、黄金平均とか、黄金数とか呼ばれ、
記号ではギリシャ語の「分割」、「切断」を意味するギリシャ文字の「τ」(タウ)や、パルテノン
神殿に黄金分割を用いたギリシャの彫刻家フィディアスの頭文字をとって、「φ」(ファイ)など
が用いられる。20世紀の初め、アメリカのマーク・バンが黄金比にφという名を付けたとも言
われる。

 ものの本によると、「手首は手の先から肘までを黄金比で分割」していると言われる。

 実際に、自分の腕で概算で測ってみると、 手の先〜手首が20cm、手首〜肘が30cmで、
その比は、 30/20=1.5 くらいになる。

 この比がぴったりと黄金比になる方は、いらっしゃるのだろうか?

 人の肘から中指の先端までの長さを基にした単位に1キュビット(cubit)がある。その名称
は、ラテン語で肘を意味するcubitumに由来する。年齢によっても違うが、約43〜53cmく
らいまでの長さのことをいう。イスタンブール考古学博物館には、1キュビット(517mm)の青
銅製標準原器があるそうだ。


 黄金比が出現する一番有名な図形は、正五角形であろう。

 


 下図は正5角形の一部分であるが、黄金三角形と言われる。

 

 正五角形の一辺の長さに対する対角線の長さなど、至る所に黄金比が隠れている。それ
が正五角形に対してある種の畏敬の念を抱く所以であろうか?


 m/n=(1+)/2 であるとき、縦の長さn、横の長さmの長方形は黄金長方形と言わ
れる。
 


 黄金長方形は、次のように作図される。

 1辺の長さがnの正方形を作図し、底辺の中点と頂点を結ぶ長さを半径とし、底辺の中点
を中心とする円弧を描けば、下図のような黄金長方形が得られる。

 


 普段使っている名刺(55×91mm・・・4号サイズ)は、m/nがおおよそ1.65位、手帳は、
B7版(91×128mm)というコンパクトサイズのものを使っているが、そのm/nがおおよそ
1.41位等、黄金長方形そのものではないが、それに近いものが日常生活で多く見受けら
れる。国旗の縦・横の比も国によって様々であるが、2:1+ の黄金比(1.618)に近い
ものが多い。

 最も多いのが、2:3 で、日本・スペイン・インドなど、次が、1:2 のイギリス・オーストラリア・
カナダなど、3番目に多いのが、3:5 のドイツ・ルクセンブルク・パラグアイなど。

 最も横長の国はカタールで11:28となっている。1:1の正方形の国旗を持つ国は2つあり
スイスとバチカンである。これなんかはクイズ番組に出そうな雰囲気である。


 黄金長方形から下図のように、正方形を切り出せば、順次、黄金長方形が得られる。

  

 1:φが黄金比のとき、φ−1:1も黄金比となる。

 実際に、φ=(1+)/2 なので、

 φ−1=(−1)/2 から、1/(φ−1)=2/(−1)=(1+)/2 だからである。


(追記) 令和3年11月11日付け

 上記の計算から、φ=(1+)/2 のとき、 1/(φ−1)=φ すなわち、φ2−φ=1
が成り立つ。

 これを、 φ2=φ+1 から、 φ=√(φ+1) と変形すると、再帰的な式が出来る。

 この式を利用すると、電卓を用いて、黄金比が体験できる。

(手順) 1.φ=1とおく。(実際は、φは任意の数値でよい)

 2.φに1を足して、その平方根をとる。

 3.2.で得られた数値をφとして、2.の操作を繰り返す。

 4.φの数値に変化がなくなったら、その数値が黄金比となる。


 実際に、電卓で上記の手順を実行してみよう。

 電卓の画面(手元にある10桁の電卓を利用)

 1 (1を入力 : 「1」「=」)
 2 (1を足す : 「+」「1」「=」)
 1.414213562 (平方根をとる : 「√」)
 2.414213562 (1を足す : 「+」「1」「=」)
 1.553773973 (平方根をとる : 「√」)
 2.553773973 (1を足す : 「+」「1」「=」)
 1.598053182 (平方根をとる : 「√」)
 2.598053182 (1を足す : 「+」「1」「=」)
 1.611847753 (平方根をとる : 「√」)
 2.611847753 (1を足す : 「+」「1」「=」)
 1.616121206 (平方根をとる : 「√」)
 2.616121206 (1を足す : 「+」「1」「=」)
 1.617442798 (平方根をとる : 「√」)
 2.617442798 (1を足す : 「+」「1」「=」)
 1.61785129  (平方根をとる : 「√」)
 2.61785129  (1を足す : 「+」「1」「=」)
 1.61797753  (平方根をとる : 「√」)
 2.61797753  (1を足す : 「+」「1」「=」)
 1.618016541 (平方根をとる : 「√」)
 2.618016541 (1を足す : 「+」「1」「=」)
 1.618028597 (平方根をとる : 「√」)
 2.618028597 (1を足す : 「+」「1」「=」)
 1.618032322 (平方根をとる : 「√」)
 2.618032322 (1を足す : 「+」「1」「=」)
 1.618033473 (平方根をとる : 「√」)
 2.618033473 (1を足す : 「+」「1」「=」)
 1.618033829 (平方根をとる : 「√」)
 2.618033829 (1を足す : 「+」「1」「=」)
 1.618033939 (平方根をとる : 「√」)
 2.618033939 (1を足す : 「+」「1」「=」)
 1.618033973 (平方根をとる : 「√」)
 2.618033973 (1を足す : 「+」「1」「=」)
 1.618033983 (平方根をとる : 「√」)
 2.618033983 (1を足す : 「+」「1」「=」)
 1.618033986 (平方根をとる : 「√」)
 2.618033986 (1を足す : 「+」「1」「=」)
 1.618033987 (平方根をとる : 「√」)
 2.618033987 (1を足す : 「+」「1」「=」)
 1.618033988 (平方根をとる : 「√」)
 2.618033988 (1を足す : 「+」「1」「=」)
 1.618033988 (平方根をとる : 「√」)

 以上から、φの値は、 1.618033988 に近づいたことが分かる。

 「+」「1」「=」「√」を1セットとすると、ちょうど20セットで計算出来たことになる。


  最近、次のような図形に対しても、黄金比が現れることを知った。

   左図では、半径 m の円Aの周上で、半径 n の円B
  が接している。

   円Aから円Bを取り除いた図形は月形になっている。

   この月形の図形の重心Cが、円Bの周上にあるもの
  とする。

   このとき、 比 m/n の値は、黄金比になる。

   実際に、確かめてみよう。

 図形の上下対称性から、月形の図形の重心Cは直線AB上にある。

点Aを支点として2つの図形B、Cはつりあっているので、

 π(m2−n2)×(2n−m)=πn2×(m−n)

これより、   m3−2m2n+n3=0   なので、  (m−n)(m2−mn−n2)=0

m≠n としてよいので、   m2−mn−n2=0

 よって、比 m/n の値は、

  

 このことは、比 2m/2n を考えることにより、点Cは円Aの直径を黄金分割していることも
示している。

   さらに、左図のように円Aと円Bの接点Pを通る
  弦が2円A、Bと交わる点をそれぞれR、Qとする
  と、
      Qは弦PRを黄金分割している

  ことも分かる。

   証明は明らかであろう。

  (左図において、△PQC∽△PRDに注意)

 また、次のような図形に対しても黄金比が現れることに驚いてしまう。

   左図のような長方形ABCDにおいて、2点P、Q
  をそれぞれ辺BC、CD上にとる。

   このとき、3つの三角形

      △ABP 、 △PCQ 、 △QDA

  の面積が等しい場合を考える。

 条件より、 ax/2 = (b−x)(a−y)/2 = by/2  即ち、 ax = (b−x)(a−y) = by が成
り立つので、 y = (a/b)x を ax = (b−x)(a−y) に代入して整理すると、

 (b−x)2 = bx すなわち、 (b−x)2−x(b−x)−x2 = 0

このことから、 (b−x)/x の値は、

  

 同様にして、 (a−y)/y の値は、 (a−y)2−y(a−y)−y2 = 0 より、

 

 したがって、3つの三角形の面積が等しいとき、2点P、Qは、それぞれ辺BC、CDを黄金
分割していることが分かる。


(参考文献:アルプレヒト・ボイテルスパッヒャー、ベルンハルト・ペトリ 著
        柳井 浩 訳   黄金分割   (共立出版))


(追記) 平成26年7月28日付け

 これこれこういう条件だと黄金分割になるということは上記で示されたが、実際に与えられ
た線分を黄金分割するという問いに対しては無力である。

 ユークリッド原論第2巻11によれば、次のような作図法が知られている。


  与えられた線分ABを1辺とする正方形を作図し、辺AC
 の中点をMとする。

  辺CAの延長上にBM=MDとなる点Dをとる。

  ADを1辺とする正方形を作図すると、点Pが、線分AB
 を黄金分割する点となる。

(作図の基本的な考え方は正5角形の作図と同様である。)

 実際に、AB=2a とおくと、BM=MD=a で、AD=AP=(−1)a

 したがって、BP=(3−)a なので、AP/BP=(−1)/(3−)=(1+)/2


(追記) 当HP読者のHN「H.N.」さんから、黄金分割に関する話題をメールで頂いた。
                                       (平成27年5月4日付け)

 図書館で見つけた本からの課題ですが、お知恵を拝借できませんでしょうか?

問題75 内接円の半径が1の二等辺三角形で、等辺の長さが最小のものを考える。
    三角形の高さはどのくらいか?

「黄金分割」 H.ヴァルサー著 蟹江幸博訳 日本評論社2002年刊 より)

 著者は、τ2 (ただし、τ=(1+)/2 :黄金比)という解答しか記していません。訳者
は、等辺をa、三角形の高さをhとして、a2=h(h-1)2/(h-2) を導き、それを微分することによっ
て解が示せるとしつつ、微分を 使わない解法を募集しておられます。著書の流れからして微
分を要求するようなところではないように私も感じます。

 貴サイトを通じて、ひろく意見を募っていただけましたら幸いです。


(コメント) 等辺の長さが最小のとき、高さが(黄金比)2になるという事実に興味を持ったの
      で計算してみた。

 等辺をa、三角形の高さをh、底辺を2xとすると、三平方の定理から、 a2=x2+h2

 また、三角形の面積の計算から、 2x・h/2=(a+a+2x)・1/2 より、 xh=a+x

これより、 x=a/(h−1) なので、 a2={a/(h−1)}2+h2

 すなわち、 a2{1−1/(h−1)2}=h2 より、 a2=h(h−1)2/(h−2)

 y=h(h−1)2/(h−2) とおく。題意より、 h>2 としてよい。

 hに関して微分すると、 y’=2(h−1)(h2−3h+1)/(h−2)2

 増減表により、 h=(3+)/2 のとき、y は極小かつ最小である。

 τ2={(1+)/2}2=(3+)/2 なので、以上から、等辺の長さが最小となる高さ

は、τ2 である。


 さて、微分を用いて結果は示されたものの、このことを微分を使わないで示そうとする場合
どのように考えればいいのだろうか?


(追記) 令和3年6月10日付け

 黄金比はφで表すことが多い。φは次の性質を持つ。

 φ2−φ−1=0 すなわち、 φ=(1+)/2=1.618・・・ で、

 1/φ=(−1)/2=0.618・・・

また、 φ2−φ−1=0 から、 φ2=1+φ が成り立ち、

 φ/(1+φ)=1/φ や φ−1=1/φ 、φ=1+1/φ

また、 φ=(1+φ)/φ=1/{φ/(1+φ)}=1/{1−1/(1+φ)}

 φ=√(1+φ) より、 φ=√{1+√(1+φ)}

などとも書き直せる。

 上記の関係を図にまとめておこう。




 このようなφの表現を駆使する問題を考えてみよう。


問題  平行四辺形ABCDにおいて、辺ADの黄金分割点をEとおく。即ち、AE=φED で
    ある。直線BEと直線CDの交点をFとおく。このとき、 △ABE=△ECF が成り立つ
    ことを示せ。
 

(解) AB=a、AD=b、∠BAD=θとおく。

 題意より、 AE=φ(b−AE) なので、 AE=(φ/(1+φ))b=b/φ

 よって、 △ABE=(absinθ/2)・(1/φ) である。

 ここで、△ABE∽△DFE より、AB:AE=DF:DE なので、

 a : b/φ=DF : (1−1/φ)b すなわち、 DF=(φ−1)a=a/φ

 このとき、△ECF=△EDF+△ECD において、

△EDF=(1/2)・(1−1/φ)b・a/φ・sinθ=(absinθ/2)・(φ−1)/φ2

△ECD=(ED/AE)△ABE=(1/φ)△ABE=(absinθ/2)・(1/φ2) より、

 △ECF=(absinθ/2)・((φ−1)/φ2+1/φ2)=(absinθ/2)・(1/φ)

 以上から、 △ABE=△ECF が成り立つ。  (終)


 次のような等式も興味深い。

 θ=18°のとき、

 sinθ=(φ−1)/2 、cosθ=√(2+φ)・(1/2)

 tanθ=(φ−1)/√(2+φ)


 θ=36°のとき、

 sinθ=√(3−φ)・(1/2) 、cosθ=φ/2

 tanθ={√(3−φ)}/φ


 実際に、θ=18°のとき、 5θ=90° すなわち、 3θ=90°−2θ より、

 sin3θ=cos2θ なので、 3sinθ−4sin3θ=1−2sin2θ

 整理して、 4sin3θ−2sin2θ−3sinθ+1=0 から、

  (sinθ−1)(4sin2θ+2sinθ−1)=0

 sinθ≠1 なので、 4sin2θ+2sinθ−1

 これを解いて、 sinθ=(−1±)/4

 sinθ>0 なので、 sinθ=(−1+)/4=(φ−1)/2

 cos2θ=1−sin2θ=1−(−1+2/16=(5+)/8=(2+φ)/4

 cosθ>0 なので、 cosθ=√(2+φ)・(1/2)

 よって、 tanθ=sinθ/cosθ=(φ−1)/√(2+φ)

 θ=36°のとき、

 sinθ=2sin18°cos18°=(φ−1)√(2+φ)・(1/2)

ここで、 (φ−1)2(2+φ)=(2−φ)(2+φ)=4−φ2=3−φ なので、

 sinθ=√(3−φ)・(1/2)

 cosθ=cos218°−sin218°
     =(5+)/8−(−1+2/16=(1+)/4=φ/2

 よって、 tanθ={√(3−φ)}/φ


 黄金分割点から順次新しい黄金分割点を与える線分の作図を考えてみよう。

 線分ABに対して、点Cは黄金分割点である。ABのAの延長上に点Dをとり、AがDCの黄
金分割点になるようにせよ。



 3点 A、C、B を通る平行線をそれぞれ l、m、n とする。2点 C、A を通り、m、l と異なる
平行線をそれぞれ k、h とし、平行線 n。m との交点をそれぞれ P、Q とおく。

 直線PQと直線 l との交点をRとおき、点Rを通り、h と平行に直線を引き、直線ABとの交
点をDとおく。

 この点Dが求める点である。

 実際に、題意より、AC=φ・CB (ただし、φは、黄金比) なので、平行線の公理から、

 RQ=φ・QP が成り立ち、さらに、 DA=φ・AC

 よって、 点Aは線分DCの黄金分割点である。


(追記) 令和3年7月18日付け

 次のような場面でも黄金比が出現する。

 直角三角形の3つの角が等比数列となるとき、公比はいくらか?

(解) 公比を r とおくと、3つの角は、θ、rθ、r2θ とおける。

 3つの場合が考えられる。

(1) r2θ=90°のとき、 θ+rθ=r2θ が成り立つ。

 すなわち、 r2−r−1=0 で、r=(1+)/2(=φ)は黄金比となる。

 もちろん、2次方程式の解としては、 r=(1−)/2 も考えられるが、この場合は、

 r=−1/φ<0 で、不適となる。

(2) rθ=90°のとき、 θ+r2θ=rθ が成り立つ。

 すなわち、 r2−r+1=0 であるが、この方程式を満たす実数解は存在しない。

 よって、rθ=90°は起こりえない。

(3) θ=90°のとき、 rθ+r2θ=θ が成り立つ。

 すなわち、 r2+r−1=0 で、r=1/φ、−φ となるが、r=−φ は不適で、

 r=1/φ のみが解となる。やはり、黄金比で表される。


(コメント) 具体的に、角度を近似的に求めると、直角三角形の3つの角は、

 34.38°、55.62°、90°となるようだ。

 同様の問題で、直角三角形の3つの角が等差数列となるときの公差は一意に定まらない。

ただし、等差中項は60°で一意的である。


(追記) 令和3年7月21日付け

 丸いケーキがあり、これを5等分する場合、まず思いつくのは正5角形による5等分だろう。

  

 これに対して、黄金分割を用いる方法もある。

 ケーキの中心をOとし、OAは半径である。OA=2OBとなるBをとり、直角三角形OABを
考える。斜辺ABにOより垂線の足Hを下ろす。

 このとき、Oを中心として半径OHの円を描くと、Cは線分ADの黄金分割点、Dは線分CE
の黄金分割点となる。



 実際に、OB=1とすると、OA=2で、AB= であるので、OH×/2=2×1/2=1

から、 OH=2/ 

このとき、 CD=4/ 、 AC=2−2/=2(−1)/ なので、

 CD/AC=4/÷2(−1)/=2/(−1)=(1+)/2=φ(黄金比)

 よって、CはADの黄金分割点である。

 同様にして、Dは線分CEの黄金分割点となる。

ここで、OC=2/を半径とする円の面積は、(4/5)πで、これは丁度、OA=2を半径と

する円の面積4πの1/5である。上図のように、OAを半径とする円とOCを半径とする円の

間に挟まれた部分を4等分すれば、黄金分割による丸いケーキの5等分が可能である。


(追記) 令和4年1月9日付け

 次のような幾何学的な黄金分割点の作図法が知られている。

 

 このとき、Yは、線分ABの黄金分割点となる。



    以下、工事中