自然数をある規則のもとに配列したものとしては、「パスカルの三角形」が有名である。こ
れは、2項係数を順番に並べたものだが、整式の展開に利用される以外に、ある性質を満
たす数だけを選ぶと、「フラクタル図形」が出現するなど、いろいろ面白い性質を有している。
(興味がある方は、こちらを参照)
パスカルの三角形ほど面白い性質があるかどうか分からないが、自然数を次のように配
列した「タルタリアの三角形」にも、何かしらの美しさを感じる。
1+2=3
4+5+6=7+8
9+10+11+12=13+14+15
・・・・・ = ・・・・・
Seiichi Manyamaさんからのコメントです。(平成29年7月22日付け)
見て理解する証明があったので、紹介します。証明は一番最後のページです。
(参考) Roger.B.Nelsen 著 「Proof without Words」
(THE MATHEMATICAL ASSOCIATION OF AMERIKA)
のp.102 「Consecutive sums of consecutive integers」