筆順について                             戻る

 数学で使われる漢字で、その筆順が正しく認識されていない代表格は何と言っても「凸」
や「凹」だろう。

 生徒が黒板やノートに書いているのを横から見ていると、一筆書きで書いている者が非
常に多い。

 ここでは、その筆順を再確認しておこう。何れも、5画の漢字である。

 凸                  凹      

 最近知ったことであるが、上記の筆順も辞典によって、いくつか種類があるようだ。

「凸」の筆順では、1画目を横から書いているが、2画目の縦線を1画目とする辞典が多い
ようである。


(追記) 平成30年8月15日付け

 長年、「左」と「右」の筆順については、無頓着に「横棒から先」に書いていたが、実は違っ
ていて、「左」は「横棒」から、「右」は「ノ」から書き始めるのが正しい。その理由等を林先生
の「ことば検定」(テレビ朝日系)で伺い、合点することができた。

  「左」
   
  「右」
    

 漢字のもともとのつくりが、「左」は左手で「エ」を覆う形、「右」は右手で「ロ」を覆う形で、筆
順は、「手」→「腕」の順と決まっているとのことである。

 上記の絵を覚えると、もう筆順で間違えませんね!