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130 令和5年度前期  京都大学   文系 ・・・  確率・数と式(数T・A)  標準

京都大学 前期文系(2023)

第1問 次の各問に答えよ.

(1) nを自然数とする。1個のさいころをn回投げるとき、出た目の積が5で割り切れる確
  率を求めよ。

(2) 次の式の分母を有理化せよ。

  

(解)(1) 出た目の積が5で割り切れるのは、n回中少なくとも1回5の目が出る場合なので、

 求める確率は、 1−(5/6) となる。

(2) =x とおくと、 x3=3 である。このとき、

 与式=55/(2x2+x+5)=55x/(x2+5x+6)=55x/{(x+2)(x+3)}

 =55x(1/(x+2)−1/(x+3))

 =55x((x2−2x+4)/(x3+8)−(x2−3x+9)/(x3+27))

 =x((5x2−10x+20)−(11x2−33x+99)/6)

 =x(19x2−27x+21)/6

 =−(9/2)x2+(7/2)x+19/2

 =−(9/2)+(7/2)+19/2  (終)



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