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126 令和6年度前期  神戸大学   理系 ・・・  回転体の体積(数学V)  やや易

神戸大学 前期理系(2024)

第4問 1辺の長さがの正方形ABCDを底面にもち、高さが1である直方体ABCD-EFGH
  を、頂点の座標がそれぞれ A(1,0,0)、B(0,1,0)、C(−1,0,0)、D(0,−1,0)、
  E(1,0,1)、F(0,1,1)、G(−1,0,1)、H(0,−1,1) になるように xyz 空間内におく。
  以下の問に答えよ。

(1) 直方体ABCD-EFGHを直線AEのまわりに1回転してできる回転体をX1とし、また直線
  ABのまわりに1回転してできる回転体をX2とする。X1の体積V1とX2の体積V2を求めよ。
(2) 0≦t≦1 とする。平面 x=t と線分EFの共有点の座標を求めよ。
(3) 直方体ABCD-EFGHを x 軸のまわりに1回転してできる回転体をX3とする。X3の体積
  V3を求めよ。

  

(解)(1) X1は、底面が半径2の円で、高さが1の円柱なので、 V1=4π

 X2は、底面が半径の円で、高さがの円柱なので、 V1=3π

(2) ( t ,1−t ,1)

(3) X3は、平面 x=0 により、等分割される。

 PQ2=(1−t)2+1 なので、

 V3=2π∫01 {(1−t)2+1}dt=2π[(t−1)3/3+t]01

 =2π(1+1/3)=8π/3  (終)



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