直線                                      「いろいろな曲線」のページに戻る

 y軸と平行でない直線の方程式は、

 y軸と平行な直線の方程式は、

 直線の方程式の一般形は、

  ベクトル は、直線 と垂直である。

    媒介変数表示は、

  



(追記) 令和6年12月6日付け

 次の東北大学 文系(1987)の問題は、計算あるのみである。

問題  Cを楕円 x2+4y2=5 とする。点P(0,2)を通る直線で、Cの2つの焦点を結ぶ線分
  と交わり、Cとの2つの交点の x 座標の差の絶対値が1となるものをすべて求めよ。

  

(解) 楕円 x2+4y2=5 すなわち、x2/5+y2/(5/4)=1 の焦点の座標は、

 F(/2,0)、F’(−/2,0) である。

点P(0,2)を通る直線の方程式は、 y=mx+2 とおける。

2+4(mx+2)2=5 から、 (4m2+1)x2+16mx+11=0

解をα、βとおくと、題意より、 |α−β|=1 で、

 α+β=−16m/(4m2+1) 、αβ=11/(4m2+1)

よって、 (α−β)2=(α+β)2−4αβ=256m2/(4m2+1)2−44/(4m2+1)=1

すなわち、 (4m2+1)2=256m2−44(4m2+1) より、 16m4−72m2+45=0

よって、 m2=15/4 、3/4 すなわち、 m=±/2 、±/2

 α、βは、線分FF’上にあるので、 m<−4/ 、4/

この条件を満たすmの値は、 m=±/2

よって、求める直線の方程式は、 y=±(/2)x+2  (終)



  以下、工事中!