オートコレクト                               戻る

 オートコレクトは、Excel や Word などに付いている機能で、入力ミスやスペルミスを自
動で修正する機能である...と思っていたら、オートコレクトはこちらが予期しない悪さも
するらしい。

 学校では、この時期は身体計測の時期で、身長・体重・座高・視力などを測る。視力は、
その程度に応じて、A、B、C とランク付けされ、以前のような、「視力は、1.5」などという
測り方はしなくなった。

 裸眼の場合は、そのランクをそのまま記載し、眼鏡やコンタクトレンズなどで矯正して測
った視力は、( )書きすることになっている。

 養護の先生から、「(C)と Excel の表に入力しても、(C)とはならいんですが...。」と
質問を受けた。

 矯正して「(C)」というのは普通は考えられないと思いつつ、私のパソコンでも実験してみ
た。確かに、変に変換されていて、「○の中に、C の字が入っているもの」が出た。これは、
コピーライト(著作権の記号)だ。

 この「○の中に、C の字が入っているもの」は他のパソコンで見るときに、文字化けする
可能性があり、使わない方がよいと思うのだが...。

 このお節介な機能を休止する方法

 Excel の場合、次のように対処するとよい。

 メニューの「ツール」から、「オートコレクトのオプション」をクリックし、その中の「オートコ
レクト」のタブ中にある「入力中に自動修正する」のチェックを外す

 オートコレクトは老婆心から入っているのだろうが、時には「余計なお世話!」と感じると
きもある。