登録番号 0011 たこ焼き(おやつ)

画像をクリックすると、拡大してみれます   高校の文化祭や縁日の屋台では、たこ焼きは一つの定番メ
 ニューである。ただ、「こんなもんかな?」くらいのレベルでしか
 作られていないように感じる。何となく、「小腹が空いた」ときの
 手軽なおやつそのもの...とずっと思っていた。たこ焼きとい
 うと、どうしてもソースをかけてマヨネーズやら鰹節をトッピング
 するものという先入観があったが、会津屋さんの「元祖たこ焼
 き」(写真)はソースいらずである。
 (クリックして拡大写真)

 「たこ焼き」といえば大阪、しかも会津屋さんのたこ焼きが美味しいと、菅ちゃんも太鼓
判を押している。確かに普段食べているたこ焼きとは全く異なる食感で、もしかしたら、多
くの人は、そのあまりの違いに少しまごつくかもしれない。

 大阪のたこ焼きは、昭和8年会津屋の初代 遠藤留吉さんが肉やコンニャク等を入れ
て焼いた「ラジオ焼き」が始まりだという。その後もっとおいしい大人の味をと考え、昭和
10年、「明石のたこ」と「ころも」に味をつけて焼いた大阪のたこ焼きが生まれたのだと
いう。(会津屋さんのチラシより抜粋)

 たこ焼きとは、「ソースをつけない、手もよごさず、さめてもおいしい」のが本物だという。
その点から言うと、これまで食べていたたこ焼きは正に「まがいもの」だったことになる。
是非、皆さんに食して欲しい一品である。

 ただ私個人的な好みからすれば、「皮はパリッ、中はトロッ、たこはプリッ!」の築地銀
だこも捨てがたい味を醸し出している。築地銀だこに慣れ親しんでいる者からすれば、ど
ちらかというと会津屋さんのたこ焼きは明石焼きに近いイメージであろう。




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