原爆ドーム・・・・・広島市にて                    戻る

     原爆ドーム
 今まで関西や九州を訪れることはあっても広島などの中国地方西部を訪れるこ
とは何故か敬遠してきた。それは「原爆」という重々しい響きのためである。TV映
像では知っていたこの原爆ドームを目の当たりにして、戦後62年が経った今でも
その当時の理不尽な原爆投下という決して許されることの出来ない破壊行為に憤
りを覚えずにはいられない。

   爆心地は、左の写真「島外科医院」の上空という。原爆ド
  ームから100メートルほど東に入った路地に病院はある。
  病院前には、「爆心地」の碑が建立されている。

   碑には次のように書かれている。

   テニアン島から飛来した米軍機B-29「エノラ・ゲイ号」に
  よって人類史上最初に使用された原子爆弾は、この上空
  約580メートルでさく裂しました。
   爆心直下となったこの一帯は約3千度〜4千度の熱線と
  爆風や放射線を受け、ほとんどの人びとが瞬時にその生
  命を奪われました。
   時に1945年(昭和20年)8月6日午前8時15分のこと
  でした。
 

広島平和記念資料館

 観覧料は大人50円、高校生
以下は30円だった。

 アメリカ人の方も多数来館さ
れていて、何故か違和感を感
じた。

 人影が焼き付いた跡や表面
がブツブツになった瓦、壁に突
き刺さったガラス片など、非常
に鮮烈な展示が数多い。
 
 




   二度とこのような蛮行が起き
  ないことを祈って原爆ドームを
  後にした。