竪穴住居・・・・・縄文時代に郷愁を寄せて             戻る

     竪穴住居
 上記画像の竪穴住居は、今からおよそ四千年前の、縄文時代中期に作られた
ものを想像・復元したものである。地面に穴を掘り、その上を直接屋根で覆った建
物で、防寒性・防湿性がよく北国の寒冷地や山間地に適した生活様式と言われる。
構造が簡単なので、丈夫で建てやすく経済的という長所があるらしい。
 昨年(2005年)は、地球温暖化問題や耐震強度偽装問題、BSE問題などに揺
れた。縄文時代だったら、そのような先行き不透明な問題など起こらなかっただろ
う。人間の飽くなき便利さの追求のあまり科学は誤った方向に走りすぎなかっただ
ろうか?自給自足で、自分の時間を優雅に過ごしたであろう縄文人がうらやましい。
もしかしたら、我々現代人よりも人間性豊かな充実した人生を送っていたのではな
いだろうか。