2012年 part3
当HPがいつもお世話になっているHN[GAI」さんより、「2012年」問題を頂きました。
(平成23年12月31付け)
4つの数字 2、0、1、2 を順番に使って、0 から 9 までを作れ。
(答) 解答例です。
0=2+0-1×2 、1=2+0+1−2 、2=20−1+2 、3=2+(0−1)2
4=2+0+1×2 、5=2+0+1+2 、6=2×(0+1+2)
7=(2+0!)!−1+2 (← らすかるさん 平成23年12月31日付け)
8=20+1+2 、9=(2+0+1)2
(追記) FNさんが、「2012年は平成24年だから、24まで作りましょう。」ということで、以下
の計算例を与えられました。
2桁以上として使うのもありとし、使う記号は少ないほどいいとします。例えば、8は、
20−12=8 が最善です。
10=−2+0+12 、11=−20+12 、12=2×0+12 、13=20+12
14=2+0+12 、15=2+0!+12 、16=20!+1+2 、17=20−1−2
18=20−1×2 、19=20+1−2 、20=20×12 、21=20−1+2
22=20+1×2 、23=20+1+2 、24=2×(0+12)
25はできるでしょうか?
らすかるさんからのコメントです。(平成23年1月1日付け)
使う記号が少ないほど良いなら、 10=20÷1÷2 が最善かな?
また、25=[√√√√√√√√√√√√(2012!)] (※[x]はガウスの記号)はどうで
しょうか?
FNさんからのコメントです。(平成23年1月1日付け)
確かに、 10=20÷1÷2 の方がいいですね。
25=[√√√√√√√√√√√√(2012!)] については、チェックするのも大変です。
両辺の対数をとって計算したら確かになりました!
実際に、N=√√√√√√√√√√√√(2012!)の自然対数をとると、
logN=(Σk=1〜2012log k)/212
このとき、 ∫[1,2012]log x dx<Σk=1〜2012log k<∫[1,2012]log x dx+log2012 から、
2012log2012−2011<Σk=1〜2012log k<2013log2012−2011
ここで、log2012=7.60688453121963・・・ なので、
13294.0516768139・・・<Σk=1〜2012log k<13301.6585613451・・・
よって、 3.24561808515964・・・<(Σk=1〜2012log k)/212<3.24747523470339・・・
このとき、 3.24561808515964・・・<logN<3.24747523470339・・・ なので、
25.6775760851597・・・<N<25.7253074923325
このことから、[√√√√√√√√√√√√(2012!)]=[N]=25 であることが分かる。
階乗と√とガウス記号があれば、大概の数からスタートして、大概の数を得ることは可能
だろうと思ったことはあるのですが、実際に証明しようとすれば大変だろうなと思いました。
こんな簡単な(!?)式で実現できてるのは驚異的です。
(コメント) 2012の階乗に根号を12個も重ねるという発想は、もう神業のレベルですね!
らいさんからのコメントです。(平成23年1月1日付け)
25の式はとても素晴らしいものですね!ただ、記号が少ない方がいいとするならば、
25=((2+0!)!−1)2 続いて、 26=20+(1+2)! 、27=(2+0!)1+2
が最善かと思いますが、28はどうでしょうか...。
(コメント) 「25」については、多分、らいさんの解が最善のようですね!ガウス記号を用
いていない点が素晴らしいです。階乗と√とガウス記号を用いた解として、私な
りに創作した
25={2×(0!+1)}!+[]
が最善かなと思っていたのですが、らいさんの解には遠く及ばないですね!
FNさんからのコメントです。(平成23年1月1日付け)
25は意外に簡単にできるのですね。
GAI さんからのコメントです。(平成23年1月1日付け)
ガウス記号を導入して、シンプルに、
25=([√20]+1)2 、 28=[√201]×2
(コメント) とてもシンプルです!らいさんも同感とのこと。