マラソン問題
当HPがいつもお世話になっているHN「GAI」さんからの出題です。
(平成27年9月24日付け)
A、Bの2人は桜田門をスタートに皇居周辺(約5km)を6周することにした。A、Bは一定の
スピードでコースを同じ方向に回った。Aは、30分で一周したが、Bはそれより遅かった。
A、Bが同時にスタートし、次に2人が並ぶまでに1時間10分かかった。
さて、2人はマラソン中何回並ぶことになるか?Bは何分でコースを一周しているか?Aは、
Bが走り終えるまでゴールで待つことになる時間は?
また、一定のスピードで走る条件をよりリアルに、A、B共、2、3、4、5、6周目に走るスピー
ドがだんだん落ちていき、一周を走る時間が周毎に5分長くなるという条件にしてみれば、上
記の数値はどう変化するか?
(ただし、一回目に並ぶのに1時間10分とし、Bのスピードは一周目に走る時間で求む。)
(コメント) とりあえず前半部分だけの解答をでっち上げました。相対速度を使って何とか
解いてみました。合っているかは自信ないです。(平成27年9月25日付け)
(解) 「Aは、30分で一周」し「6周する」ことから、Aの所要時間は3時間である。A、Bが同
時にスタートし、次に2人が並ぶまでに1時間10分かかっているので、2人はマラソン
中に2回だけ並ぶ。
一周をL(km)とすると、「30分で一周」することから、Aの速さは時速2L(km/h)である。
Bの時速をv(km/h)とすると、題意より、 L=(2L−v)×7/6 が成り立つので、
v×7/6=4L/3 より、 v=8L/7
したがって、Bの一周に要する時間(分)は、
L÷(8L/7)×60=7/8×60=105/2=52分30秒となる。
Bの6周に要する時間(分)は、 105/2×6=315(分)=5時間15分 なので、Aは、B
が走り終えるまでゴールで待つことになる時間は、
5時間15分−3時間=2時間15分である。 (終)