今、左図のような4×4の碁盤上に、13個の碁石が置 いてある。これらの碁石のどこかから始めて、次のルー ルに従って、碁石を盤上から取り去っていくというパズル を考える。 (ルール) 1. まず、最初の碁石(A)を取り去る。 2. 次に、その碁石(A)から1マス、上下左 右に跳んで、碁石(B)を取り去る。 3. 次に、その碁石(B)から2マス、上下左 右に跳んで、碁石(C)を取り去る。 4. 次に、その碁石(C)から3マス、上下左 右に跳んで、碁石(D)を取り去る。 5. 次に、その碁石(D)を碁石(A)として、 2〜4の手順を繰り返す。 |
パズルの趣旨を簡単に言い表せば、1マス跳び、2マス跳び、3マス跳びを順に繰り返して、
同じ碁石を2度と通ることなく、全ての碁石が通過できるか、ということである。
このパズルの攻略のポイントは、2マス跳びと3マス跳びの組合わせを探すことである。
左図において、そのような組合せは次の14通りしかない。 A-C-M C-J-H D-K-M E-G-D F-L-B F-D-G G-M-C G-M-K I-J-H J-C-M K-D-G K-L-B L-K-M M-G-D 上記14通りのうち、赤字の10通りは、後が上手く続か ないなどの不具合がある。 さらに、残った黒字の4通りについて、アルファベット が重複していない組合せを3つ選択すれば、 F−L−B I−J−H K−D−G が、最適道順の候補となる。 |
これらを、色分けして示せば、左下図のようになる。
2−3−4−2−3−4−2−3−4−・・・ ということを 考えると、自然と、上記の3つの組合せがつながってくる。 従って、最初に取り去る碁石は、青色の碁石(E)と確定 し、最後の道順の組合せは、 A−C−M となる。 |
従って、正解の道順を番号で示せば、下図の通りとなる。