書き込み総数                               戻る

 3×3のマス目があり、各マスに○または×を書き込む。ただし、○のみまたは×のみか
らなる2×2の正方形が出来ないように書き込む。

     
     
     

 このとき、回転や裏返しにより重なる書き込み方も異なるものとして数えるものとして、書き
込みの方法は全部で何通りあるか?方は何通りあるか。






























(答) 322通り

 実際に、中央の印の付け方は、○または×の2通りある。
いま、中央に○を書き込むものとする。

 下図のように、A、B、C、Dを配置し、そこに書き込まれる○の個数で分類する。

   
   

(1) 0個のとき、4隅のマスには、○×が自由に書き込まれるので、24=16(通り)

(2) 1個のとき、○の書き込み方法が4通りあり、その1通りに対して、4隅のマスには、
   ○×が自由に書き込まれるので、4×24=64(通り)

(3) 2個のとき、AとC、BとDに○のとき、同様に考えて、2×24=32(通り)

   AとB、BとC CとD、DとAに○のとき、○に囲まれた隅のマスは×でそれ以外のマス
  は、○×が自由に書き込まれるので、4×23=32(通り)

(4) 3個のとき、○に囲まれた隅のマスは×でそれ以外のマスは、○×が自由に書き込ま
  れるので、4×22=16(通り)

(5) 4個のときは、1通り

 よって、 2(16+64+32+32+16+1)=322通り