マインスィーパの攻略
Microsoft Windows の付属ゲームソフトに「マインスィーパ」がある。多分、日本で一番
ポピュラーなゲームだろう。勉強や仕事の気分転換とかで、利用している人も多いと思う。
長方形をいくつかの升目に区切った中に、何個かのマイン(mine:地雷)
が隠されている。いくつかの升目には、数字が記入されていて、その升目
の周囲にあるマインの個数を示す。この情報を手掛かりとして、すべての
マインを掘り当て、一掃する(sweep)というゲームである。
初級(8×8 マイン10個)・中級(16×16 マイン40個)・上級(16×30 マイン99個)と
3つのレベルがあるが、盤面の変更をすれば、24×30 マイン667個 まで任意の設定で
遊べるようである。
このマインスィーパに関して、当ホームページでも活躍している「菅ちゃん」は、特異の才能を
発揮する。とてつもなく、速いのである。一度、彼のゲームする姿をみたら、驚くばかりだろう。
当ホームページには、「菅ちゃんのプロフィール」のコーナーがあるが、彼は、決して、特技欄
に「マインスィーパ」と書かない。とても、不思議である。
いま、4×5 の盤面の中に、6個のマインが隠されているものとする。次の図は、ある人の
ゲームの途中図である。升目の数字の情報から、すべてのマインを掘り当て、一掃して下さい。
(参考文献:ピーター・フランクル 著 ピーター先生と中学入試の算数に挑戦!(新潮社))
(答)
2行3列目にマインがあることが、
3+4>6 から分かる。後は一
本道であろう。
(補足)数字が3、4の周囲には、マイン
スィーパが3個、4個ある。
ところで、数字が3の周囲と数字
が4の周囲の交わりで空白の部
分は1個しかなくて、もし、そこに
マインスィーパが入らないと、マ
インスィーパの総数が
4+3=7個
になってしまう。ところが、マイン
スィーパは6個しかないので、こ
れは矛盾である。