素朴な長さの計算7                          戻る

 当HPがいつもお世話になっているHN「よおすけ」さんからの出題です。
                                       (令和5年8月1日付け)

 下図のような横長の四角形ABCDがある。AE=10、EB=FC=7 で、BF=CD とする。

      

 このとき、線分DEの長さを求めよ。

(出典) フェリス女学院中学(2018)(改題)


























(答) 直角三角形ADE において、AD=24、AE=10 なので、

 DE2=242+102=676 より、 DE=26


 出題者のよおすけさんから別解をいただきました。(令和5年8月4日付け)

 下図のように、EとFを結ぶと、△DEFは、EF=FD、∠DFE=90°の直角二等辺三角形で、
△BFEは、△CDFと合同な直角三角形となる。

  

 △ADE+△BFE+△CDF+△DEF=長方形ABCD なので、

 △ADEの面積=(1/2)*(17+7)*10=120

 △BFE+△CDFの面積の和=17*7=119

 長方形ABCDの面積=(10+7)*(17+7)=408

よって、△DEFの面積=408−120−119=169

ここで、△DEFを4つ組み合わせて正方形をつくると、その面積は、676なので、

正方形の1辺の長さは、26

 したがって、求める線分DEは、正方形の1辺の長さに等しいので、26 となる。  (終)