解と係数の関係4                             戻る

 当HPがいつもお世話になっているHN「よおすけ」さんからの出題です。
                                       (令和元年7月6日付け)

 z の3次方程式 z^3+2z^2+2z+1=0 の3つの解をα、β、γとするとき、

 α^2019+β^2019+γ^2019

の値を求めなさい。(出典:第339回 実用数学技能検定1級1次 問題2)




































(答) らすかるさんが考察されました。(令和元年7月6日付け)

 z^3+2z^2+2z+1=0 から、 (z+1)(z^2+z+1)=0 なので、3つの解は、1の虚数三乗根2つと-1

1の虚数三乗根は、2019=673×3乗すると1、-1は2019乗すると-1なので、

α^2019+β^2019+γ^2019=-1+1+1=1