面積計算8                                   戻る

 長方形ABCDにおいて、E、G、H、I は各辺の中点で、Fは線分BGの中点である。
AとG、I とC、DとE、FとHを結び、四角形PQRSを作る。

      

 このとき、次の問いに答えよ。

(1) AP:PQ:QGを求めよ。

(2) 平行四辺形AGCI:四角形PQRSを求めよ。


























(答) 長方形の両端に長方形と合同な長方形を繋げ、線分DE、FHを延長する。



(1) △AQUと△GQFは相似なので、AQ:GQ=AU:GF=1:7 よって、GQ=(1/8)AG

 △APDと△GPTは相似なので、AP:GP=AD:GT=2:3 よって、AP=(2/5)AG

 よって、 PQ=(1−1/8−2/5)AG=(19/40)AG

 以上から、 AP:PQ:QG=(2/5)AG:(19/40)AG:(1/8)AG=16:19:5

(2) (1)と同様にして、CS:SI=4:1 より、 SI=(1/5)CI

   CR:RI=3:5 より、 CR=(3/8)CI

 よって、 SR=(1−1/5−3/8)CI=(17/40)CI

 以上から、 CR:RS:SI=(3/8)CI:(17/40)CI:(1/5)CI=15:17:8

 そこで、平行四辺形AGCI=W とおくと、

  △SPQ=(1/2)W×(19/40)=(19/80)W

  △SQR=(1/2)W×(17/40)=(17/80)W

なので、 四角形PQRS=(19/80)W+(17/80)W=(36/80)W=(9/20)W

 したがって、 平行四辺形AGCI:四角形PQRS=W:(9/20)W=20:9  (終)