面積計算5                                   戻る

 正方形ABCDの内部に点Eがあり、Eで垂直に交わる直線がABとADと交わる点をそれ
ぞれP、Qとおく。

 EP=EQ で、AP+AQ=5のとき、四角形APEQの面積を求めよ。

  






























(答) AP=x とおくと、AQ=5−x で、 PQ2=x2+(5−x)2

  このとき、 EP=EQ=PQ/√2 で、

 四角形APEQの面積=x(5−x)/2+(x2+(5−x)2)/4=(x+5−x)2/4=25/4


(コメント) 上記の解答では、文字を用いて求めているが、全然小学生的でない。次のよう
      に考えると楽に求められそうだ。

(別解) 四角形APEQを4枚用意し、順次反時計回り(または時計回り)に貼り合わせると、

    1辺の長さが5の正方形ができる。よって、求める面積は、 25÷4=25/4  (終)


(コメント) (別解)のように文字を使わない解法もエレガントであるが、文字を使って、奇麗
      に、その文字が消失するという解法も素敵に感じる。


 カルピスさんからのコメントです。(令和元年6月6日付け)

 四角形APEQを90度づつ回転させていくと、一辺が5の正方形ができる。

 では、この正方形を構成している4ピースを並べ替えて、真ん中に小さな正方形(一辺が
APとAQとの【差】になる)を組み入れて、新たな正方形をつくるには?


(コメント) 真ん中の小さな正方形の頂点にすべてAがくるように配置すれば、やはり、正方
      形(一辺がPEとQEとの【和】になる)が出来ますね!



  以下、工事中!