角の大きさ(32)                             戻る

 △ABCにおいて、AB=2とし、辺BC上に2点P、Qをとる。BP=PQ=1、QC=2とし、
さらに、∠BAP=∠QAC=30°とする。

  

 このとき、∠PAQ=θ の大きさを求めよ。

































(答) θ=30°

 実際に、△ABP∽△CBA より、∠C=∠BCA=∠BAP=30° なので、

 ∠BQA=30°+30°=60°

ここで、△BAQは、BA=BQの2等辺三角形なので、 ∠BAQ=∠BQA

よって、 30°+θ=60° より、 θ=30°


 DD++ さんから別解をいただきました。(令和5年11月26日付け)

(別解) △ABPにおいて、正弦定理より、 2/sin∠APB=1/sin30°=2 なので、

 sin∠APB=1 よって、∠APB=90°となる。

このとき、 △ABP∽△AQP より、∠PAQ=θ=30°  (終)


 カルピスさんからのコメントです。(令和5年11月26日付け)

 あれ?「底辺が2等分されていると、頂点の角も2等分されているはず」と考えてはいけな
いんでしたっけ?だから、見ただけで30度。「角の二等分線の定理」を逆から見て...。


(コメント) 反例があるので、そうとも言えないと思います。この場合は、たまたま 30°です
     が...。


 らすかるさんからのコメントです。(令和5年11月26日付け)

 底辺が2等分されていると、頂点の角も2等分されているはず

 それは二等辺三角形でないと成り立ちません。

 △ABCで∠Aの二等分線とBCの交点をPとすると、BP:PC=AB:AC になります。


 カルピスさんからのコメントです。(令和5年11月26日付け)

 それは二等辺三角形でないと成り立ちません。
 
 その通りでした。大きな勘違いをしていました。ありがとうございました。



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