△ABCにおいて、∠B=38°、∠BAD=33°、AB=CD とする。
このとき、∠Cの大きさを求めよ。
(答) △ABDと合同な図形を裏返して辺CDに貼り付ける。
このとき、 ∠ADC=71°より、 ∠ADE=104°
△ADEは2等辺三角形なので、∠DEA=∠DAE=(180°−104°)÷2=38°
∠DCE=∠DAE=38°で、両者とも線分DEの同じ側にあるので、円周角の定理の逆より、
4点A、D、E、Cは同一円周上にある。
よって、 ∠ACD=∠DEA=38° (終)
らすかるさんから別解をいただきました。(令和元年9月12日付け)
(別解) 平行四辺形ABDEを作るとDC=DE、∠EDC=38°なので、
∠ECD=(180°-38°)÷2=71°=∠ADC
よって、四角形ADCEは等脚台形なので、 x=∠EDC=38° (終)
(別解2) ∠AEB=∠ADC=71°となるようにBC上に点Eをとると、
∠EAB=180°-38°-71°=71°=∠AEB なので、 CD=AB=BE
よって、 △ADC≡△AEB なので、 x=∠ABC=38° (終)
(コメント) らすかるさんの解の方が自然で簡明ですね!策に溺れました...。
よおすけさんからのコメントです。(令和元年9月12日付け)
∠Cが∠Bと等しい38°ってことは、△ABCは二等辺三角形ですか?
らすかるさんからのコメントです。(令和元年9月12日付け)
そうなりますね。