小学生の頃の些細な発見です。三の段は、「3 6 9 12 15 18 21 24 27」です。
ここで一の位だけを見て並び替えると、「21 12 3 24 15 6 27 18 9」となります。
3に何を掛けたかで書き直すと、「7 4 1 8 5 2 9 6 3」です。ところで、七の段は、
「7 14 21 28 35 42 49 56 63」です。一の位に注目すると、
「7 14 21 28 35 42 49 56 63」
となっており、どこかで見た並びになっています。七の段でスタートしても同じようなことが起
こります。
この手順は当時の思考の通りに書いていますが、もっと簡潔に言えば(?)こうです。
03 06 09 12 15 18 21 24 27 (→)
63 56 49 42 35 28 21 14 07 (←)
(コメント) DSさん、ご投稿ありがとうございます。(平成30年5月27日付け)
目新しい視点で、面白い結果ですね!ちょっと証明を考えてみました。
証明のポイントは、3+7=10 ということでしょう。
三の段の数 3x (x=1、2、3、・・・、8、9) について、
(3+7)x≡0 (mod 10) なので、 3x≡−7x (mod 10)
−x≡9x (mod 10) なので、 3x≡7・9x (mod 10)
これより、対応表
03 06 09 12 15 18 21 24 27 (→)
63 56 49 42 35 28 21 14 07 (←)
が得られる。