正体不明な素数と集団が織りなす振る舞いにおいては、log関数が密接に関係しているこ
とは、いろいろな場面で見ることができる。
いま、その繋がりを強力に感じさせる関係性を、次の式に現れてくることを知りました。
x>2の数xで、xまでに現れる素数の個数をπ(x)とする。また、Li(x)=∫[t=2,x]1/log(t)dt と
する。
μ(x)をメビウス関数(xが重複する因数を持つなら0;偶数個の素因数を持つなら1;奇数個な
ら-1)とする。
この時、 R(x)=Σ[r=1,∞]μ(r)/r*Li(x^(1/r)) として計算させる。(→ 計算結果)
こうも気紛れ素数をここまで追いつめられるものだと感心します。(これって、あの天才リー
マンの仕事なんですかね。)