・ある驚き                               GAI 氏

 一概に素数と言ってもタイプ別にすると、そのグループにおいて特徴ある性質を浮かび上
がらせることができる。

 ガウスの平方剰余の関係式が最たるものであり、p≡1 (mod 4)なる素数pにおいては、

 p=x^2+y^2 (x,yは整数)

なる形式で表せるなど不思議であり面白い。

 この頃、p≡-1 (mod 6)なるすべての素数pに対し、次のような現象が起きることを知ったの
で報告します。

 このグループのどんな素数pに対しても、n^9をpで割ると余りが「3」となる自然数nが
存在する。


 → 計算結果 (最小でのnを示しています。) ・・・ もれなく「3」と合同を起こす。

 すべてに対し、このような9乗にも及ぶ数に対し、よくも統一した法則を見つけ出せるもの
かと感心します。これって、当たり前のことなんですかね?


 DD++さんからのコメントです。(平成29年12月6日付け)

 余りが「2」となる自然数nだとどうなるでしょう?余りが「4」だと?
p>100限定で、余りが「100」だとどうなるでしょう?

 ぜひ試してみてください。


 GAI さんからのコメントです。(平成29年12月6日付け)

 あら!何ということ。たまたま見た論文を読み間違えました。

 http://oeis.org/search?q=A003627&language=japanese

のページでの

  Kenneth S. Williams, 3 as a Ninth Power (mod p)

を読んでてっきりこの事を述べているものと勘違いしていました。


 DD++さんからのコメントです。(平成29年12月8日付け)

 p≡2 (mod3) の場合は明らかとして、p≡1 (mod3) のときはどうなのか、という話のようで
すね、その論文は。



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