各辺の長さは異なり、それぞれ100以下の自然数である鋭角三角形がある。この三角形と
各面がすべて合同な面となる等面4面体を考える。
(鋭角三角形なら、必ず等面4面体は存在する。)
さて、この立体の体積が整数値を持つためには、鋭角三角形の各辺の長さはいくつに設
計しておけば良いか?
また、aを自然数とするとき、一辺aの正三角形から構成される立体体積は、(/12)a3
なので、整数の体積になりえない。
そこで、なるだけ正三角形に近い形状での三角形からなる等面4面体の体積が整数とな
りえるものを、各辺500以下の長さで探してほしい。
(コメント) 「鋭角三角形なら、必ず等面4面体は存在する。」は、平成11年度の京都大学
後期で出題された入試問題のようです。難関大学では頻出の問題らしいです。
(等面四面体の作り方) 直方体で必ず作れますね!
直方体の縦、横、高さの長さを、a、b、c とおくと、 鋭角三角形の三辺の長さは、 √(a2+b2) 、√(b2+c2) 、√(c2+a2) 等面4面体の体積は、 abc/3 |