・ユークリッドの互除法                   GAI 氏

 ユークリッドの互除法は、どんな2組(a,b)に対しても、その最大公約数を簡単な割り算を
繰り返して求められる優れた方法であるが、物によっては何度も割り算を繰り返す必要が
あり、その点がめんどうになる。

 そこで、a を4桁の数、b<a とした場合、その割り算の回数が最も多くなるのは何回が最
高で、その時の(a,b)の組合せは如何に?

 また、容易に想像出来るように、この時は、gcd(a,b)=1 の結果をもたらすが、では、1以外
の最大公約数である場合の(a,b)の組合せとその回数はどうなるでしょうか?

 できれば、a が5桁の場合も考察してほしい。


 DD++さんからのコメントです。(平成29年4月5日付け)

 明らかに、フィボナッチ数列の隣接二項を使った場合だと思います。


 らすかるさんからのコメントです。(平成29年4月5日付け)

 5桁では、

「割り算の回数が最も多くなる場合」
=「(5桁で最大の)フィボナッチ数列の隣接二項を使った場合」  (75025,46368)

でしたが、4桁では、

「割り算の回数が最も多くなる場合」
⊃「(4桁で最大の)フィボナッチ数列の隣接二項を使った場合」

でした。つまり、(6765,4181)で最大回数になるのは確かですが、(9349,6765)でも

  (6765,4181)→(2584,4181)→(2584,1597)
  (9349,6765)→(2584,6765)→(2584,1597)

により、(6765,4181)と同じ回数になり、また、これら以外にも最大回数になる組合せが16
組ありました。


 カルピスさんからのコメントです。(平成29年4月5日付け)

ユークリッドの互除法 (高校数学T・A)

 ユークリッドさんて頭いいなぁ〜。でも私は習ったことないぃ〜。



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