(1) 正三角形ABCの内部に、任意の点Pをとり、各辺への垂線の足を、それぞれD、E、F
とおく。このとき、PD+PE+PF=一定(=高さ)となる。
(2) 半径 r の円の内部に任意の点Pをとり、点Pを通る弦AB、CDが直角になるようにとる。
このとき、AP2+BP2+CP2+DP2=一定(=4r2)となる。
(3) 平行四辺形ABCDの内部に任意の点Pをとるとき、
△PAD+△PBC=一定(=平行四辺形の半分)となる。
このような例の性質が他にもありましたら、ご教授願います。
(追記) 平成28年12月18日付け
(1)の性質は、正多角形一般に成り立つことが分かりました。
(2)の性質を、
半径 r の球の中で同様に考えて、AB、CD、EFを球内の弦として、点Pで直交していて、
AP2+BP2+CP2+DP2+EP2+FP2=一定(=6r2)
になる予想を立てましたが、空間の場合には成立しなようです。