自然数Nが、N=16k+2 (k=1、2、3、・・・)型のものであれば、N=a2+b2+c2 (a、b、c∈N) と3
つの平方数の和で表すことができる。
<例> 18=42+12+12 、34=42+32+32 、50=52+42+32 、・・・・・ 、
162=112+52+42=122+32+32=82+72+72 、178=122+52+32=92+92+42 、・・・・・ 、
1602=352+192+42 、・・・・・
の様に永遠に出来る。
これは信じてもよいのか?
DD++さんからのコメントです。(平成28年9月6日付け)
4の倍数以外の場合、8で割った余りが7以外であることが必要十分条件です。上記は、余
り2なので常に可能です。
4の倍数の場合は、4で割った数が3つの平方数の和に書けるかどうかが必要十分条件。
GAIさんからのコメントです。(平成28年9月6日付け)
「4の倍数以外の場合、8で割った余りが7以外であることが必要十分条件」は、
N=x2+y2+z2 (x、y、z∈Z) の時ではないですか?
「余り2なので常に可能」について、自然数で表すので、02は含まれないことになりますから
k=8 即ち、N=130はどう頑張っても a2+b2+c2 の形には出来そうにありません。(a、b、c≧1)
それ以外は全て作れそうです。(ただこの一点のみが傷となる。)
DD++さんからのコメントです。(平成28年9月6日付け)
あ、数式と日本語が食い違っていたのですね。
「3つの「0でない」平方数の和で表すことができる」ならば、なるほどどうなのでしょうね。
少し考えてみます。
らすかるさんからのコメントです。(平成28年9月6日付け)
自然数3個の平方和で表せない必要十分条件は、実験の結果、4で割り切れなくなるまで
割った結果の数が、8n+7型か、あるいは、1、2、5、10、13、25、37、58、85、130のいずれか
となりそうです。
上記の数列は「A051952」にありました。やはり間違いないようです。
GAIさんからのコメントです。(平成28年9月7日付け)
ここは、N=4m(8n+7) (m、n≧0) を満たす集合を、全自然数から取り去ったものの集合を
A(+02を含む)、
(これは直接N=8k+1,8k±2,8k±3 (k=0、1、2、3、・・・)であるものの集まりでもよい。)
さらに、N=a2+b2+c2 (a、b、c∈N) で構成できるNの集合をBとしたとき(+02を含めない)、
A-(A∩B)={1,2,5,10,13,25,37,58,85,130}
が抽出される。即ち、この10個は、N=x2+y2+z2 (x、y、z∈Z) とは出来るが(0を入れての
構成は可能)でも、N=a2+b2+c2 (a、b、c∈N) とは出来ないもの(0を含まず構成することは
不可能)
と解釈できる、と思っていたんですが、よろしいですか?
らすかるさんからのコメントです。(平成28年9月7日付け)
「これは直接N=8k+1,8k±2,8k±3 (k=0、1、2、3、・・・)であるものの集まりでもよい」ではなく、
4m(8n+7) (m、n≧0、1≦k≦6、k≠4)
ですね。
「A-(A∩B)={1,2,5,10,13,25,37,58,85,130}」について、A∩B=Bなので左辺はA-Bでも同じです
が、右辺は、
4m*{1,2,5,10,13,25,37,58,85,130}
です。
私の書き方が悪く誤解を与えたかも知れませんが、
4で割り切れなくなるまで割った結果の数が、8n+7型かあるいは、1,2,5,10,13,25,37,58,85,130
のいずれかは、
「4で割り切れなくなるまで割った結果の数が、8n+7型」、
または、「1,2,5,10,13,25,37,58,85,130のいずれか」
ではなく、「4で割り切れなくなるまで割った結果の数」が
「8n+7型、または、1,2,5,10,13,25,37,58,85,130のいずれか」
です。
具体的に書くと、4m(8n+7)を除いて、
1,4,16,64,…
2,8,32,128,…
5,20,80,320,…
10,40,160,640,…
13,52,208,832,…
25,100,400,1600,…
37,148,592,2368,…
58,232,928,3712,…
85,340,1360,5440,…
130,520,2080,8320,…
が自然数3個の平方和で表せないということです。