unitary divisor の使い道(考える意味)がよくわかりません。
unitary divisor(単約数) とは、自然数nの約数dの中で、gcd[d,n/d]=1 を満たすdのこと
です。
例 60の約数は、1、2、3、4、5、6、10、12、15、20、30、60 の12個ですが、
60/1=60、60/2=30、60/3=20、60/4=15、60/5=12、60/6=10、60/10=6、60/12=5、
60/15=4、60/20=3、60/30=2、60/60=1
となり、unitary divisorsは、1、3、4、5、12、15、20、60
unitary divisors の総数を求める函数σ*などもあるようです。
例 σ*(60)=1+3+4+5+12+15+20+60=120
普通の約数ではなく、unitary divisor を考えることにはどういう意味があるのでしょうか…。
因みに、σ*(60)=2×60 になるので、60は unitary perfect numbers の一つらしいです…。
Seiichi Manyamaさんからのコメントです。(平成28年5月24日付け)
unitary divisor のことではないですが、n! のunitary prime divisor の個数は、
pi(n) - pi(floor(n / 2)) (pi(n):自然数nに対して、n以下の素数の個数を表す)
になります。(→ 参考)