352−187 を計算する場合、日本の小学校では、「繰り下がり」により答を求めている。
十の位の5から1を借りてきて、12−7は5。さらに、百の位の3から1を借りてきて、14−8
は6。最後に、百の位を計算して、2−1は1。よって、答は、165 となる。
このような計算問題を欧米人に出してみると、日本人とは違う計算をすると、聞いたことが
ある。たとえば、次のように計算するらしい。
187 と 352 の間に適当な数(たとえば、200)を挿入して、
352−187=(352−200)+(200−187)=152+13=165
これは、補数の考えを応用したものだが、繰り下がりがない分、計算は随分楽だ。実は、
私も、このような計算を密かに愛用している。