・ 約数の和                     S.H氏

 「自分自身の相異なる3つの約数の和で自分自身が表せるような整数はいくつあるか?」と
いう問題に対して、次の等式が大活躍する。

                

 この等式を用いれば、そのような性質を持つ整数は、 6、12、18、24、・・・・ と無数にある
ことが分かる。

 ところで、1 を3つの単位分数で表す方法は、上記以外にはないことが知られている。したが
って、冒頭の問題に適する数は、6の倍数のみということになる。

(参考文献:D.ウェルズ 著 大橋義房 訳 みつけよう!数学!(岩波書店))


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