以下の問題は、第９２回 数学検定準２級２次の問題です。
りかさんは家から１５００ｍのところにある学校に向かいました。はじめは分速６０ｍの速さ
で歩き途中から分速１８０ｍの速さで走り家を出てから２１分後に学校に着きました。
歩いた道のりを ｘ ｍ、走った道のりを ｙ ｍとするとき、次の問いに答えよ。
（１） ｘ、ｙを求めるための連立方程式をつくれ。
（２） 歩いた道のりと走った道のりをそれぞれ求めよ。
問題を解くのは各自任せるとして、僕が１つ気になったのは、なぜ今(２０１５年１月現在)は、
上記の文章に記されているような人の名前が使われなくなったのか？ということです。
この出題当時(２００４年)も、問題集に掲載されている方程式の文章題によっては、Aさん
やA君といった記述はあります。文章題から人の名前の掲載を見かけなくなったのは、何か
複雑な気持ちというか・・・。
（コメント） 多分、実名を使うと、同名の人が偏見を持たれるからでしょうね！
解答は、 ｘ/６０＋ｙ/１８０＝２１ 、ｘ＋ｙ＝１５００
３ｘ＋ｙ＝３７８０ より、 ２ｘ＝２２８０ なので、 ｘ＝１１４０
よって、 ｙ＝３６０ （終）
