・2次式の因数分解 よおすけ氏
以下の公式は、xを変数、a、bは定数とします。
x2+(a+b)x+ab=(x+a)(x+b) ・・・・ (1) において、b=a とおくと、
x2+2ax+a2=(x+a)2 ・・・・・・・ (2)
また、b=−a とおくと、 x2+(a+(−a))x+a×(−a)=(x+a)(x+(−a))
すなわち、 x2−a2=(x+a)(x−a) ・・・・・・・ (3)
以上は中学3年の範囲の式ですが、(1)の一般形が高校数学Tで習う以下の公式です。
acx2+(ad+bc)x+cd=(ax+c)(bx+d) ・・・ (4)
なお、(1)〜(3)の公式は、(4)から順次導けます。
S(H)さんからのコメントです。(平成25年11月13日付け)
次の各多項式は、因数分解されます。
A(2) B(1) x+A(1) B(2) x+A(1) A(2) x2+B(1) B(2)=(A(1) x+B(1)) (A(2) x+B(2))
A(2) A(3) B(1) x2+A(1) A(3) B(2) x2+A(1) A(2) B(3) x2+A(3) B(1) B(2) x+A(2) B(1) B(3) x+
A(1) B(2) B(3) x+A(1) A(2) A(3) x3+B(1) B(2) B(3)=(A(1) x+B(1)) (A(2) x+B(2)) (A(3) x+B(3))
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