例えば、「2次方程式 x2=2 (x>0) を満たす x を求めよ。」という問題でしたら、大抵の
方は、「x=」と答えるでしょう。
では、以下の場合はどうでしょう?
2次方程式 x2=2 (x>0) を満たす x が存在することを示せ。
これには、意表をつかれました。当然ながら、上記のような解法は使えません。高校生で
自信もって答えられる方は少ない・・・かも。
(コメント) 考えられる解答例として、
(1) x= を代入して、「左辺=右辺」が成り立つことを示す。
(2) y=x2 のグラフとy=2 のグラフが、x>0 の範囲で交わることを示す。
(3) 連続関数 F(x)= x2−2 (0≦x≦2)に中間値の定理を適用して示す。
ぐらいかな?