・地球=月×太陽                       タナカ

 次のような2つの図形がある。これらの図形について、どんな考えを持ちますか?
当HPの掲示板「出会いの泉」(平成23年10月7日付け)からの転載です。

 (3+)/(1+)=(1+)/2 に注意して、「:2:1+」の比に近い図形を
図A、遠い図形を図Bとします。

      <図A>   <図B>
    

 ここで、2つの図形に関する性質を、5つほど箇条書きで示そうと思います。

・図Aおよび図Bの短辺と長辺の比は、

   +2+:1++(1+)(1+

  =2(1+):(2+)(1+)=:1+ (白銀比×黄金比

  ※ 白銀比(1:1+ または 1:) 1:の比は紙の寸法などに用いられ、日本
   では古くから美しい比とされる。

  ※ 黄金比(2:1+) 線分を a:b=a+b:a が成り立つように分割したときの比の
   ことで、最も美しい比とされる。

・図Aで最大の黄金長方形と2番目に大きい黄金長方形との短辺および長辺の比は、

  1+:1(第2貴金属比)

・2番目に大きい黄金長方形と3番目に大きい黄金長方形との短辺および長辺の比は、

  :1(白銀比)

・図Bで最大の白銀長方形の短辺と2番目に大きい白銀長方形の長辺の比は、

  1+:2(黄金比)

・最大の白銀長方形と2番目に大きい白銀長方形との短辺および長辺の比は、

  1+ (白銀比×黄金比

 ところで、第2貴金属比である 1:1+ も白銀比と呼ばれますが、私としては、1:
を白銀比と呼ぶにふさわしいと考えるので、1:1+ につ いては別称である第2貴金属
比を使っています。ちなみに黄金比の別称が第1貴金属比です。また、図Aでは黄金長方
形によって対称の美が生まれ、図Bでは白銀長方形によって、らせんの美が形づくられて
いる点も面白いと思います。


(コメント) 黄金比と白銀比の関係する図形に興味を引かれました。HN「タナカ」さんに感
      謝します。


(追記) 平成26年1月8日付け

    参考1 、参考2


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