・何でそうなるの?                   GAI 氏

 2数の掛け算を次のようにする。

 被乗数をA、乗数をBとするとき、

  1.Aを答えが1になるまで2で割って行く。
    (割り切れないときは、1を引いた数を2で割る。)

  2.BをAと同じ回数だけ2倍にしていく。

  3.A側が奇数である時に、対応するB側の数字を足し算する。

    この足し算の結果が、A×Bの答えとなる。

例:38×23 を計算してみよう。

        
38   23
19   46
  92
  184
  368
  736
   よって、

    46+92+736=874

   ゴメイサン!

 この計算は、らすかるさんによれば、 コンピュータプログラムにおいて乗算命令のない
CPUで乗算を行う場合は、通常この方法で計算するとのこと。

 表の「38」の列は、「38」を2進数に変換するときの計算で、余りが「0」、「1」のところを
言い換えて、元の数字が、奇数なら「1」、偶数なら「0」として、逆順に並べると、

    1001102=3810

となっている。上記の計算は、「38」を2進数に直して、桁が1のところの分を足していると
いうことである。

(コメント) なるほど!乗算も基本的には加算の繰り返しで出来るということですね。



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