・さいころ投げの錯覚 GAI 氏
さいころを5回投げて「1」の目が1回出現する確率とさいころを6回投げて「1」の目が1回
出現する確率では、6回の方が大きいような気がする。
また、さいころを投げて3回に1回「1」の目が出現する確率とさいころを投げて6回に2回
「1」の目が出現する確率では同じ確率のような気がする。
理論的に計算してみて下さい。(平成21年9月25日)
(コメント) 実際に計算してみた!
さいころを5回投げて「1」の目が1回出現する確率は、 5C1(1/6)(5/6)4=(5/6)5
さいころを6回投げて「1」の目が1回出現する確率は、 6C1(1/6)(5/6)5=(5/6)5
よって、両者は等しい。
さいころを投げて3回に1回「1」の目が出現する確率は、
3C1(1/6)(5/6)2=(1/2)(5/6)2
さいころを投げて6回に2回「1」の目が出現する確率は、
6C2(1/6)2(5/6)4=(1/2)(5/6)5
となり、『さいころを投げて3回に1回「1」の目が出現する確率』の方が大きい。