割り算というと、世界共通で同じように求めていると思っていた。例えば、13÷2の場合だ
と、通常皆さんは次のように求めている筈。
この記法の弱点は、13−12=1だということが、強調されていない点であろう。学生がよ
く間違える点でもある。このことについて、次のように教えられている国があることを、最近
知った。
この記法では、13−12=1だということが、強調されている。
ロシアでは、初等学校の算数から、この割り算の形式で学んでいるとい
う。この方法だと、p進数展開の計算へ、全く違和感なく自然につながっ
ていく。
左の計算に対して、従来のp進数展開の計算は、商の
位置が割り算の場合と変わり、一貫性がない。
どちらが計算しやすいかは、個人差もあり、何とも言えないが、少なくとも記法の一貫性と
いう視点では、ロシアの方式の方が優れているように思う。従来の方式が続いている何か
明解な理由があるのだろうか?