・ 面積と辺の長さ                    S.H氏

 1辺の長さがそれぞれ a 、b 、c 、d の正方形があり、その面積の総和が

     a2+b2+c2+d2=1

を満たすとする。このとき、辺の長さの総和について、

     a+b+c+d≦2

が成り立つ。

 実際に、

  4−(a+b+c+d)2

 =(a−b)2+(a−c)2+(a−d)2+(b−c)2+(b−d)2+(c−d)2≧0

から明らかだろう。

 等号成立は、 a=b=c=d のときに限る。

(コメント) 正方形という図形的制約が強くて、辺の長さもそれほど大きくはできないんです
      ね!


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