・ 正三角形を作る S.H氏
1辺の長さが2の正方形3個と3辺の長さが2、1、の直角三角形を何個か組み合わ
せて一つの正三角形を作りたい。ただし、直角三角形の個数は少ない方がよい。
正三角形の1辺の長さを a とする。 直角三角形を x 個使うものとすると、次の等式が
成り立つ。
12+(/2)x=(/4)a2
このとき、 a2=2x+16 となる。
ここで、 a=m+n (m、n は自然数)とすると、
m2+3n2=2x 、 2mn=16
このとき、 mn=8 で、 ( m , n )=( 1 , 8 )、( 2 ,
4 )、( 4 , 2 )、( 8 , 1 )
において、順次 x の値は、 なし 、26 、14 、なし。
以上から、 x=14 のとき、最も直角三角形の個数が少なく正三角形が作れる(筈!)。
実際に、組み合わせてみると、下図のようになる。
計算の結果では、これが最小の正三角形のはずだが、もしかしたらもっと別な組合せが
あるかもしれない。ちょっと自信がもてないかな...。