・ 天秤                 Dengan kesaktian Indukmu 氏

 学校に備え付けの上皿天秤にて、互いに重さが相異なる分銅が4個あれば一回の計測で、
グラム単位で1グラムから13グラムまでの食塩をキッチリ計りだすことができるといいます。

 但し、一回の天秤計測にあたり分銅を利用する個数は最大でも2個という条件があります。

 この4個の分銅では、一回の計測では14グラムの食塩を計れないと気がついた太郎君は
分銅を1個追加して、それを可能としました。

 花子さんは太郎さんが1個追加した後の5個の分銅をみて、一回の計測では15グラムの食
塩を計れないと気が付きました。花子さんは更に分銅を1個追加してそれを可能としました。

 クラスメートのみんなは、6個の分銅をみて、一回の計測では16グラムの食塩が計れない
ではないかと文句を言いました。

 6個の分銅の重さは?

 解がユニークになるのかどうかわかりかねますが、かなりタイトと感じたものですから皆さん
にご意見を頂戴いたしたく存じます。

※左の皿に5グラムの分銅を、右の皿に2グラムの分銅と3グラムの食塩を、という計測の仕
 方は有効とします。
※左の皿に5グラムの食塩を、右の皿に2グラムの分銅と3グラムの分銅を、という計測の仕
 方はもちろん有効とします。
※分銅1個と同じ重さの食塩を計りだすことは最も大事な基本ですし、今回もそのことを良し
 とします。

#最初はフィボナッチ数を使おうと思いましたが……


 らすかるさんからのコメントです。(令和6年8月18日付け)

 解は、「26通り」ありました。

 おそらく想定されていないであろう解を一つ書きます。

 最初の4個は、3g,5g,6g,7g
最初に追加した1個は 14g
次に追加した1個は 15g


(コメント) 「一回の天秤計測にあたり分銅を利用する個数は最大でも2個」という条件が仕
    事をしていますね!


 Dengan kesaktian Indukmu さんからのコメントです。(令和6年8月18日付け)

  らすかるさん、ありがとうございます。おっしゃる組は確かに私の頭からは湧いてきません
でした。26通りもあるとのこと、これから個人的に確かめてみます。


 らすかるさんからのコメントです。(令和6年8月18日付け)

 ちなみに、問題文から

「最初の4個の重さはすべて異なる」
「追加する2個はそれぞれ以前の分銅と同じ重さでも良い」

という条件で探索していますので、例えば、

 「最初の4個は3,5,6,7で追加1個目は7、2個目は8」のような解も26通りに含んでいます。

 もし、「6個すべてが異なる重さでなければならない」としたら、20通りです。



  以下、工事中!



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