昔の数学書には、
関数は、「函数」 、接線は、「切線」が見られますね。
(コメント) てもとにある資料「学術用語集 数学編 (文部省)」によれば、
「わが国の学術用語の多くは、海外からの近代科学の移入やその後におけるわが国の学
問の発達に伴い、各時代の必要を満たすために、多くの先覚者が苦心を払って作り上げた
ものであり、いわば時代とともに生まれてきたものである。」
とある。
学術用語を平易・簡明なものに統一することが各方面から要望され、文部省は、昭和22
年2月に学術用語制定のための調査・審議に着手した。特に、数学については、弥永昌吉
(東大)が主査として取りまとめを行った。用語は当用漢字のみを使用することを原則とした
が、当用漢字以外の「函」「錐」「凸」「凹」を学術用語として用いることを数学用語専門部会の
委員の大多数が希望した。
「函数」という語はもともと中国語からきたもので、学習指導要領に「関数」が登場するのは、
中学では1958年、高校では1960年である。
GAI さんからのコメントです。(令和6年4月26日付け)
漢字表記で思い出しましたが、大きな数での単位で、億、兆、京、垓 の次の単位(じょ)の
漢字がなかなか出てこなく、登録されていないんじゃないかと思えるくらい姿が見つからない
のですが、皆さんのお手元ではどうなっていますでしょうか?
(コメント) 一、十、百、千、万、億、兆、京、垓、杼(じょ)、穰(じょう)、溝(こう)、澗(かん)、
正(せい)、載(さい)、極(ごく)、恒河沙(ごうがしゃ)、阿僧祇(あそうぎ)、那由他(なゆた)、
不可思議(ふかしぎ)、無量大数(むりょうたいすう)
「杼」は、シフトJISコード「9E60」で登録されている第2水準の漢字です。
正しくは、「ノ木偏に予」という漢字ですが、JIS漢字にはないようです。
らすかるさんからのコメントです。(令和6年4月26日付け)
「ノ木偏に予」ですよね。他の単位をいくつか打って検索したら、この漢字を使っているサ
イトがありました。
Dengan kesaktian Indukmu さんからのコメントです。(令和6年4月26日付け)
漢字変換に困るやつですね。こちらが参考になりましょうか?
スマホ(Android)付属の日本語入力ソフトGboardで手書き入力を試しましたが出ませんね。
DD++ さんからのコメントです。(令和6年4月26日付け)
iPhoneだと普通に出ますね。「じょ」と読む普通の漢字と「じょ」で始まる予測変換の先なの
で、探すのが少し手間ではありますが。
以下、工事中!