・ジャンケン                               ks 氏

 ジャンケンは、人数が増えると、引き分けが多くなりますね。

 n人の場合、1−(2^nー2)/3^(n-1) が、一回で勝負のつかない確率のようですので、人
数が増えると、確率が上がるみたいです。

 そこで、人数が増えても引き分けが少ないゲームを考えてみました。

 表と裏を出し合って、多いほうを勝ちにすれば、奇数人では必ず、偶数人でも引き分けの
確率が下がる。

 そこで、@三手以上の選択肢があり、A人数を数えないで、一回で勝敗が決まるような、
人数が増えても引き分けが多くならないゲームを作れるでしょうか?


 Dengan kesaktian Indukmu さんからのコメントです。(令和5年5月4日付け)

 お求めになっているものとは異なりますけれども、3人で...。

 3人のうち一人を除き2人が、1回こっきりのジャンケンをします。この2人で勝負がつけば
それでよし。引き分けならばジャンケンに参加しなかった者の勝ちとします。勝率は平等です。

 n 人で n 手だといかがでしょうか。出した手の総和を mod n で。


 ks さんからのコメントです。(令和5年5月5日付け)

 mod n で考えると、全て同数であることを知りました。具体的に、勝敗はどうすればよいで
すか?教えてください。


 Dengan kesaktian Indukmu さんからのコメントです。(令和5年5月5日付け)

 4人でジャンケンをします。各人にはユニークな背番号をつけます。背番号は、0、1、2、3
からつけます。

 各人が出せる手は、0、1、2、3 のうちどれかひとつとします。

 ジャンケンを一回おこないます。

 たとえば、「1,0,2,1」という結果だとします。総和を mod 4 で求めます。1+0+2+1 ≡ 0 (mod 4)
これにより、背番号 0 のものが勝ちとします。

 私が意図していたのは上のようなアルゴリズムです。

 さて、ご質問ですが、

 《mod n で考えると、全て同数であることを知りました。》

 上にあげた手数が4のときのアルゴリズムの脈絡で言えば、

0,0,0,0
1,1,1,1
2,2,2,2
3,3,3,3

という4つのケースについてお尋ねになっていらっしゃるのでしょうか?

 ご質問の意図するところを掴みかねましたが、とりあえず、こういうご趣旨であろうと仮定い
たしまして、

 上の4つのケースのどれであっても、mod 4 では総和が 0 と合同ですので、事前にきめて
おいた背番号が 0 の者を勝ちとしたく思います。


 ks さんからのコメントです。(令和5年5月6日付け)

 《mod n で考えると、全て同数であることを知りました。》

は、n人が出した手を和して mod n をとると、0、1、…、n-1まで、同じ場合の数になるとい
う意味です。

 最初、3人、4人で調べました。山なり対称になる。n人でも、どの場合の数も、n^(n-1)とな
ることが確認できました。

 各人にナンバリングするところが秀逸ですね。

@一人の勝者が決まる。A引き分けがない

 じゃんけんと違い、全て同じ手の時、0番の人が勝つのが意外ですね。しばらく、考えてみ
ると、二回目以降はどうなるか気になりました。

 n人を順位づけするという目的であれば、1〜nの番号くじを引くのが簡明ですね。くじの準
備がいりますが...。



  以下、工事中!



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